#1703. 春を感じるご馳走 - 春竹の子と干し椎茸の醤油煮込み + 桜海老と春野菜の土鍋ご飯 山椒風味 @一楽.横浜中華街:
2018-03-26 一品目は、春メニューから春竹の子と干し椎茸の醤油煮込み。これは・・・素食(スゥシー,精進料理)の紅焼烩双冬かな? 紅焼(ホンシャオ)ともちょっと違うような、甘い香りのする焼付け具合が肉厚の干し椎茸とよく合う。これを生椎茸を筍とあわせなかった...
#1651. くらげと蒸し鶏の生春巻き プラムソース添え + 牛スネ肉の冷菜 白酒の香り @一楽.横浜中華街:
2017-05-01 一皿目は、春の季節メニューからくらげと蒸し鶏の生春巻き プラムソース添えをオーダー。一楽は、ときどきこういった変化球みたいな季節料理を出してくる。これはベトナム料理の生春巻きであるゴイ・クオン(Gỏi cuốn)、ネム・クオン(Nem cu...
#1644. 春の食材を堪能 - マコモ竹と春竹の子の強火炒め + 桜エビと地野菜のうす塩炒め @一楽.横浜中華街:
2017-04-13 先日も同じ料理を食べたばかりだけど、どうしても食べたくなってしまい、春の季節メニューからマコモ竹と春竹の子の強火炒めをオーダー。これは干煸春笋だと思う。春筍のしゃりっと食感が楽しくて、いくらでも食べられそう。二皿目も春メニューから桜エビと地...
#1641. 今年も大好きな春メニュー - マコモ竹と春竹の子の強火炒め + 豚スネ肉の冷菜 白酒の香り + 干し海老と春キャベツの春巻@一楽.横浜中華街:
2017-04-08 本日は春の季節メニューからオーダー。春メニューからマコモ竹と春竹の子の強火炒めをオーダー。春になると食べたくなるのが筍。特に一楽のマコモ竹と春竹の子の強火炒めは、ここ数年の楽しみとなっている。マコモ竹と春竹の子の強火炒めは干煸春笋だと思う。...
#1640. 観桜 2017@大岡川.横浜市中区:
2017-04-07 夕暮れどき、桜を眺めながら大岡川(おおおかがわ)沿いをぶらぶらと散歩。暮色、というのだろうか。泣きたくなるような色合い。夜が紗のように降りてくる。
#1608. 春の楽しみ - 春竹の子の香り炒め + 獅子頭の醤油煮込み @一楽.横浜中華街:
2016-04-06 春のメニューから春竹の子の香り炒めをオーダー。中華料理には食材の旬など無いと思われているようだけど、それは単なる思い込み。食材の旬を見極めて、それを供するのはどの文化の料理にも共通する。一楽が用意する季節ごとのメニューは、季節ごとの旬の食材...
#1606. ランチ - 海鮮と青のりの煮込みそば @一楽.横浜中華街:
2016-03-21 春メニューから海鮮と青のりの煮込みそばをオーダー。この麺料理は、イメージとしてはパスタに近い料理。麺は程よい硬さで、青海苔の風味が食欲をそそる。パスタと同じでチマチマ食べるのではなく、ズズズっとかっ食らうのが吉。この料理が、この春限定のメニ...
#1522. 宮保野猪肉+鰆の唐揚げニンニク辛子ソース@重慶飯店本館.横浜中華街 - イノブタの山椒唐辛子炒め。横浜中華街料理人の会・ 紀州和歌山フェア。:
2015-06-21 二皿目は、春の季節メニューから鰆の唐揚げニンニク辛子ソースをオーダー。鰆(サワラ)の淡白な味わいがの程良く辛いソースの塩梅がとても美味しい。宮保野猪肉の後だと、丁度良い感じ。
#1505. 真鯛と春野菜のサラダ プラムソース+台湾竹の子の桜エビ、ザーサイ炒め@一楽.横浜中華街:
2015-05-08 春の季節メニューから真鯛と春野菜のサラダ プラムソースをオーダー。真鯛の刺身にプラム・ソースというのはどうも今ひとつな感じ。アイデアは悪くないんだけど。中華料理には鳳城魚滑というカルパッチョに似た料理があるのだが、それをベースにして、ソース...
#1373. ヤリイカと中国野菜の湯引きナンプラーソースがけ+雲白肉@一楽.横浜中華街:
2014-05-30 前回食べた白灼鮮貝(ホタテと丹沢もやしの湯引き特製ソース)が心に残り、湯引き料理をもう少し食べたい気分だったので、春の季節メニューからヤリイカと中国野菜の湯引きナンプラーソースがけをオーダー。白灼鮮貝の湯引き具合も良かったけど、今回のヤリイ...
#1366. 骨付き鶏の特製醤油煮込み+カニ玉@一楽.横浜中華街:
2014-05-11 春の季節メニューから骨付き鶏の特製醤油煮込みをオーダー。しっとりした鶏肉に、表面に塗られた醤がいい感じにマッチして、これはビールにあう。脂の少ないサッパリとした感じに醤の香りがいいなあ。何となく玉子の気分だったので、二皿目は芙蓉蟹蛋(カニ玉...
#1350. 焼売+新筍と豚角煮@龍鳳.伊勢佐木町.横浜 - 所有する筍山からの新筍を味わう:
2014-05-01 横浜・伊勢佐木町の龍鳳(りゅうほう)にて晩飯。ここは、伊勢佐木モールのオデオン・ビルの正面の 2F という、地元の人間にはいかにもわかりやすいロケーションにある。龍鳳と言えば、筍山を所有していて、そこから掘り出してきた新筍を使った料理を供す...
#1344. 春竹の子のオリーブ醤炒め+黒醤油炒飯@一楽.横浜中華街:
2014-04-23 春の季節メニューから春竹の子のオリーブ醤炒めをオーダー。オリーブ醤と言うと、2年ほど前に一楽で食べた天然エビの香港風オリーブ醤炒めが最初だったような気がする。濃い目の色合いの印象より、あっさりとした味わいで意外な感じ。オリーブ・オイルと豆豉...
#1337. 鳳城魚滑+干煸春笋+汾酒@獅門酒楼.横浜中華街 - 春メニュー。真鯛の刺身と春筍のカルパッチョ、野沢菜と春竹の子の強火炒め。:
2014-04-11 仕事を終えて帰宅。少し寒いけれど、春を感じる夜。着替えて夕暮れの街へふらふらと出かける。さて、横浜中華街・中山路の獅門酒楼にて晩飯。春の季節メニューから鳳城魚滑(真鯛の刺身と春筍のカルパッチョ)をオーダー。胡麻っぽい味わいのソースは芝麻醤か...
#1336. 観桜 2014@大岡川.横浜市中区:
2014-04-05 能楽 西行桜 詞章憂き世と見るも山と見るも、ただその人の心にあり、非情無心の草木の、花に憂き世の咎(とが)はあらじ
#1123. 蕎麦焼き味噌+稚鮎の天ぷら+竹の子の磯辺揚げ+板そば+辛味大根おろしつゆ@蒼ひ.馬車道.横浜:
2013-05-03 壁メニューの稚鮎の天ぷらをオーダー。うん、春を感じる。季節メニューから竹の子の磯辺揚げをオーダー。七味をふったマヨネーズが添えられてきたのは、ちょっとびっくりしたけど、意外にこれが竹の子の磯辺揚げに合う。春メニューだけど、竹の子もぼちぼち終...
#1102. 牛肉のタタキ山椒ソースがけ+叉焼とネギの和えそば@一楽.横浜中華街:
2013-04-02 ビールのつまみに春の季節メニューより牛肉のタタキ山椒ソースがけをオーダー。緑色のソースをちょっと舐めてみると、中国の山椒、花椒(ホアジャオ)を使っているようで、痺れるような辛さがある。それほど辛くはないので、牛肉のたたきにたっぷりとつけて食...
#1101. 桜は独りで咲いて、独りで散る:
2013-03-29 正岡子規ほろほろとひとりこぼるゝ桜哉 桜は独りで咲いて、独りで散るものだ。僕らの心情とは無縁に。でも、ふらふらと桜を探す散歩は終わかと思うと切ない気分。
#1094. 桜海老と春竹の子の香り炒め+真鯛の春野菜あんかけ@一楽.横浜中華街 - 早春を楽しむ:
2013-03-19 前回の訪問のときから、頼みたいと思っていた桜海老と春竹の子の香り炒めをオーダー。多分、これは干煸春笋という料理。炒めた春筍は優しい歯ごたえ。カリカリに炒めた桜海老。春筍は薄味なのだけど、桜海老はしっかりした味付けで、このバランスが良いなあ。...
#1093. 鳳城魚滑+葱油饂飩@獅門酒楼.横浜中華街 - 真鯛の刺身と春筍のカルパッチョ、茹でワンタンの葱油ソースがけ。:
2013-03-16 季節メニューが、春になっていたので、ちょっと悩んで、春の季節メニューから鳳城魚滑(真鯛の刺身と春筍のカルパッチョ)をオーダー。これは、昨年の春にも出ていたメニュー。清々しいグリーンに美しい盛り付けが素敵だ。真鯛の刺身の芝麻醤風味のしっとりし...
#1088. 油菜心の海老味噌炒め+骨付きスペアリブの黒酢炒め+自家製ハムのハチミツ煮 蒸しパン添え@一楽.横浜中華街:
2013-03-08 野菜を食ったので、次は肉(笑)春の季節メニューより、骨付きスペアリブの黒酢炒めをオーダー。調理法のベースは酢豚で、スペアリブがメインの料理。スペアリブは、箸で骨からほろりと外れるくらい柔らか。黒酢の爽やかな香り。食べれば肉の柔らかさと、黒酢...
#1082. 春を待つ夜:
2013-02-24 寝台の不機嫌な女神が冷たい足先を身体に押し付けて温かいと喜ぶ愛らしい顔を眺める幸せ 意味もなく脈絡なく同衾という言葉が理解できる夜だから此処にある幸せは誰にも渡さない くすぐるような髪の毛の柔らかな気配と溶けるようにすりよる感触に抱きしめる...
#913. 蚕豆炒螺肉+香芋梅子鴨@同發別館.横浜中華街 - そら豆と活ツブ貝の炒め、アヒルの梅ソース煮込み タロ芋添え、:
2012-05-12 蚕豆炒螺肉(そら豆と活ツブ貝の炒め)は、春の季節メニューからオーダー。蚕豆=空豆。螺肉は巻貝かな? サザエとかタニシが螺肉で出てくることもあるので。香芋梅子鴨(アヒルの梅ソース煮込み タロ芋添え)は、カナダ・ケベック産ダックフェアのメニュー...
#911. 春に酔える者 - 酒はあっても全部は呑めぬ:
2012-05-05 李白,春日醉起言志處世若大夢 胡爲勞其生 所以終日醉 頽然臥前楹 覺来眄庭前 一鳥花間鳴 借問此何時 春風語流鶯 感之欲歎息 對酒還自傾 浩歌待明月 曲盡已忘情 世に處るは大夢の如し なんすれぞ其の生を勞せんや このゆえに終日醉い 頽然とし...
#906. 穴子の麻辣醤炒め+春野菜の水餃子@一楽.横浜中華街 - 麻辣醤 (マーラージャン) の花椒 (ホアジャオ) の香り、脳天を突き抜けるような辛さ:
2012-04-29 春の季節メニューからオーダー。穴子の麻辣醤炒めは揚げた穴子にセロリをあわせて麻辣醤(マーラージャン)で炒めたもの。麻辣醤 の花椒(ホアジャオ)の香りが食欲をかきたて、食べた瞬間には、脳天を突き抜けるような辛さ。穴子は外側はカリッとしてるが、...
#902. 鳳城魚滑+春椰菜回鍋肉@獅門酒楼.横浜中華街 - 中華風カルパッチョというかお刺身に近い。真鯛の刺身と春筍のカルパッチョ、春キャベツと豚トロの回鍋肉。:
2012-04-13 春の季節メニューからオーダー。鳳城魚滑(真鯛の刺身と春筍のカルパッチョ)。鳳城は中国広東省仏山市順徳区を指す。昔から高名な料理人を輩出する土地柄である。有名な食在広州という言葉の後には厨出鳳城と続き、食は広州にあり、料理人は鳳城(順徳)から...
#901. 観桜 2012@大岡川.横浜市中区:
2012-04-08 観桜。お散歩。JR 桜木町駅→大岡川沿い→黄金町→白金橋・Uターン→大岡川沿い→JR 桜木町駅。
#900. 紅焼牛舌排骨+宮保蝦仁@獅門酒楼.横浜中華街 - 豚スペアリブと牛舌、春筍の上海煮込み。:
2012-04-06 紅焼牛舌排骨(豚スペアリブと牛舌、春筍の上海煮込み)は、春の季節メニューからオーダー。美味いなあ。特にスペアリブは骨に張り付いた部分の肉が美味い。宮保蝦仁(芝海老とピーナッツの唐辛子炒め)はグランド・メニューからオーダー。なんとなく辛いもの...
#896. 葱油餅+蛤仔蒸滑蛋@獅門酒楼.横浜中華街:
2012-03-23 蛤仔蒸滑蛋(はまぐりと鶏肉、春竹の子の茶わん蒸し)は、春の季節メニューからオーダー。滑蛋は溶き卵かな? オムレツっぽいとろとろふわふわっぽい玉子の炒めモノに良く使われる名前だけど。目玉焼きみたいなしっかり焼いた玉子は煎蛋を使う。で、蒸滑蛋で...
#886. 話梅+紹興酒+咸魚蒸銀鱈+干煸春笋@獅門酒楼.横浜中華街 - 早春を楽しむ:
2012-03-02 料理は季節メニューからオーダー。春の料理に変わっていて、目移りして困ってしまう。咸魚蒸銀鱈(日光生湯葉と銀鱈の重ねくさや蒸し)は、まるで日本料理のような美しい盛り付け。蕨、筍、桜の花まであしらってあり、季節感を盛り上げる。それでいて、料理は...
#757. 花冷・風呂・熱燗:
2009-03-25 花冷。また降り出した雨の中を帰宅。身体はすっかり冷え切っている。こんな日には、風呂にはいって、それから熱燗。風呂あがりにくぃっとやる燗酒の旨さっていったら…ああ、たまらない。
#744. 春の夕暮れ。気持ちの良い散歩道。:
2008-04-27 春の夕暮れ。気持ちの良い散歩道。顔なじみの犬と、そのご主人と出会う。僕やあ、久しぶり。ご主人様とお散歩かい? 犬お散歩! ご主人とお散歩! お散歩! 僕そう。帰る途中だね。楽しかったかい? 犬楽しかった! 楽しかった! ご主人と一緒! 楽し...
#723. 春は名のみの:
2007-03-19 寒い一日だった。ついでに、気分も内向き。歩きながら小さく『春は名のみの 風の寒さや 谷の鶯 歌は思えど』と早春賦と口ずさんでみる。『時にあらずと 声も立てず』と。いつも思うのだ。早春賦の三番は、ちょっと恋歌のようだと。作詞:吉丸一昌・作曲:...
#702. 春の気分:
2006-04-18 芥川 龍之介,春の夜は或春の夜、僕は路ばたに立ち止つた馬車の側を通りかかつた。馬はほつそりした白馬(しろうま)だつた。僕はそこを通りながら、ちよつとこの馬の頸すぢに手を触れて見たい誘惑を感じた。春の夜を抜けて帰宅。ブラインドを上げて窓を開け...
#701. 揺り動かす:
2006-03-28 夜。雨の中、帰宅の途中に、ちょっと遠回りして桜を観て歩く。例年に比べると、なんだか、咲いている樹と、それほど咲いていない樹と、咲き方の違いが激しいような気がする。雨に濡れている咲いていない桜の樹に指先で触れながら大丈夫?と問い掛ける。咲かな...
#698. あやなし:
2006-03-06 凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)春の夜の 闇はあやなし 梅の花 色こそ見えね 香やは隠るる(はなはだアヤシイ)訳:めりた・グッドボーイ梅の花を隠す春の夜の闇。だがそれも空しく意味がない。花の姿が見えなくとも、あの香りまで隠すことはできない...
#693. 眠る桜:
2006-01-23 秋冬の低温にさらされることで、休眠物質は徐々に減少する。そして、休眠物質が無くなると、花芽は眠りから覚めて花ひらきはじめる。寒さが厳しいほど、その後の春の暖かさで、一斉に開花が進むのだ。だから、まだ固いと見える蕾も、眠っているだけなのだ。春...
#658. 春雨行:
2005-04-11 春雨の中を帰宅する。濡れたバッグに、張り付いた桜一片。
#657. 桜は、いつも不思議だ。:
2005-04-07 松尾芭蕉さまざまのこと思ひ出す桜かな 宵闇の中を帰宅する。途中、桜並木の下で、花の開いている様子に驚く。朝にはまだ蕾(つぼみ)も多かったのに…。不思議な気分で桜を仰ぎ見る。夜の闇の中で花弁の開く気配。そうだ。桜は、いつも不思議だ。
#654. 春宵一刻値千金:
2005-03-18 南から風が吹き込み、春の気配。ふと、心に春宵一刻値千金(しゅんしょういっこくあたいせんきん)という言葉が浮かぶ。この言葉を日本の諺(ことわざ)のように思っている人もいるようだが、中国の宋代の詩人・蘇東坡(そとうは)の詩の一節だ。春宵一刻値千...
#626. 春電車:
2004-03-11 電車は春風を切って走り続ける。つまらない議論と批評を聞き流しながら、僕はうつらうつらしはじめる。
#591. 桜一片 (さくらひとひら):
2003-04-08 雨の中を歩いてオフィスへ。傘を閉じると、桜の花弁が一片(ひとひら)、張り付いている。そっと摘んで、ハンカチに挟みポケットに入れる。
#590. 春雨はいたくな降りそ:
2003-04-02 万葉集春雨はいたくな降りそ桜花いまだ見なくに散らまく惜しも 『春雨よ柔らかに降れよ まだ見ぬ桜花を散してくれるな』 夜。寝台で雨音を聞く。雨に濡れる桜を思う。深い闇の中、雨に濡れる花弁を。
#577. 新春神田蕎麦めぐり:
2003-01-11 最後の神田やぶ蕎麦を出たところでは、一月の寒風も気にならないくらい酔っている。ふと見ると、神田やぶの庭先に早咲きの梅がほころんでいた。春はまだ遠いけれど、酔った心のなかに梅が香るような気がした。
#515. 筍 (たけのこ) の素揚げ:
2002-03-16 それにしても、筍のしゃきりとした歯ざわり…ふと、深い水底から浮上して水面に顔を出したような、そんな気分。春の気分。
#506. サクラサク:
2002-01-15 冬だと言うのに、妙に、温かい日が続いている。温かい夜気に誘われて、自宅のある駅を乗り越して、顔なじみのバーに。カウンターに坐ると、おしぼりを渡しながら春先の陽気だそうですとバーテンダーが言う。僕はちょっと考え、それじゃあ、チェリー・ブロッサ...
#448. 夜明けに晩春の雨を寝台で聞く:
2001-05-03 夜明け頃、目が覚める。昨日からの雨は、まだ降り続いている様子だが、閉め切った部屋の中にいては、それもよくわからない。寝台から抜け出して、窓を数センチほど開き、また、寝台へ戻る。そうして、薄暗い部屋の寝台の上、窓からの雨の音を、うとうとしなが...
#445. 異界への門:
2001-04-26 紫式部,『源氏物語』三十三巻 藤のうら葉わが宿の藤の色濃き黄昏(たそがれ)にたづねやはこぬ春の名残を 櫻は夜、月光の下。躑躅(つつじ)は昼下がり、陽光の下。でも、藤の花はどちらでもないような気がする。そう、逢魔刻(おおまがとき)…でも、この...
#438. 酔うて候:
2001-04-01 西行,山家集春風の花を散らすと見る夢は 覚めても胸のさわぐなりけり 酔ってタクシーを降りる。深夜の路上。自宅までは、まだ遠いのだけれど。櫻を廻(めぐ)って帰るために。
#432. 梅は咲いたか:
2001-03-13 寒風が吹いて、よろよろと。僕は春を思いながら、襟を立て端唄を口ずさみ、風に吹かれる。寒風が吹いて、よろよろと。春はきっとすぐそこだ。
#430. 闇の底の春:
2001-03-11 凍りついた地の底にも春は降りてくる 深い眠りの中でも それを感じている 風も無く 光も無く 深い闇の底の春
#325. 開花宣言の夜:
2000-03-30 酒場で横浜で開花宣言を聞く。春だ春だと、暖かな夜を遠回り。闇を透かして、桜の樹の下で桜の花を数える。
#312. リーセント・アライバル:
2000-02-29 閏日。大型店舗スーパーへ買い物へ行った。転居してくるヒト向けに食器関係と家電関係の売り場が拡充している。ちょっと、春の雰囲気。
#309. 浅き春:
2000-02-23 立原道造,浅き春に寄せて今は 二月 たつた一度だけ 夢のなかに ささやいて ひとはゐない だけれども たつた一度だけ そのひとは 私のために ほほゑんだ さう! 花は またひらくであらう さうして鳥は かはらずに啼いて 人びとは春のなかに笑...
#307. 正一位稲荷の春:
2000-02-19 定食屋のおじさんが、近所のお稲荷さんの梅が咲いていると教えてくれた。もうそんな季節になったんだと、遠回りをして、お稲荷さんへお参りする。コートのポケットに両手を突っ込んで、梅の花眺めながら、しばらくぼんやりしていると、心にさざなみのように浮...
#305. 夜のショーウィンドゥ:
2000-02-15 ショーウィンドウの向こう側にある春を眺め、肩をすくめる。ビルを渡る夜風は、冷たく、乾いている。
#297. 暖夜招福:
2000-02-03 節分だったことに気がつき、コンビニエンスストアでビールと豆を買って帰宅。部屋の窓を開け放ち、ビールをくぴくぴ。豆をぽりぽり。ついでに、鬼は外、福は内。まだ春は遠いはずなのに、夜気は暖かく、なまめかしい。鬼は外、福は内。
#113. 晩春:
1999-05-05 孟浩然,春暁春眠不覚暁 処処聞啼鳥 夜来風雨声 花落知多少 意訳・めりた(正しいか? う~ん),春のあけぼの春の深い眠りに夜明にも気づくこともないが 其処此処から鳥たちの囀りが聴こえている 昨夜の風と雨を思い出す 花はずいぶんと散っているだ...
#108. 春の夜:
1999-04-13 正岡子規春の夜や屏風の陰に物の息 春の光、春風駘蕩。春には、なんとも新しくて命の横溢する気配がある一方、闇に深さがある。冬の闇とは異なる、何とも悩ましげな気配。多分それは、闇に巣食う妖怪たちの気配。彼が言う物の息はソレだ。
#97. まんぞく、まんぞく:
1999-03-24 某テレビ番組でかきあげをやっていた。うまそう…。てなわけでどうしておなかがへるのっかなって唄いながら、横浜・関内へ。関内の天吉さんで天麩羅をいただく。蕗の薹(ふきのとう)に タラの芽にワカサギといった時期のものを、池波正太郎先生の教えの通り...
#85. 春を思う深い眠り:
1999-01-26 梶井基次郎,桜の樹の下には桜の樹の下には屍体が埋まっている! これは信じていいことなんだよ。何故って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。しかしいま、やっとわ...
#12. 僕は彼女に服を脱げと言った:
1998-09-25 僕は彼女に服を脱げと言った 薄明るい夜空の下で音も無く櫻が散る まっすぐ延びる櫻並木の下で彼女が黒いドレスを脱ぐ 風が梢を揺らす一瞬 彼女の姿が櫻で見えなくなる 街燈の下の彼女の顔は暗く陰り魔女のようだけど 気がつけば白い下着の彼女は寒さに...
#26. 春宵 - SPRING EVENING:
2005-03-19 春宵一刻値千金 花有清香月有陰 歌管楼臺聲細細 鞦韆院落夜沈沈製作環境: Windows XP + Adobe Photoshop CS
#1703. 春を感じるご馳走 - 春竹の子と干し椎茸の醤油煮込み + 桜海老と春野菜の土鍋ご飯 山椒風味 @一楽.横浜中華街:
2018-03-26 横浜中華街・中華街大通りの一楽にて晩飯。一品目は、春メニューから春竹の子と干し椎茸の醤油煮込み。これは・・・素食(スゥシー,精進料理)の紅焼烩双冬かな? 紅焼(ホンシャオ)ともちょっと違うような、甘い香りのする焼付け具合が肉厚の干し椎茸とよ...
#1702. 福建料理 (閩菜) の定番麺料理 - 燜麺 (海鮮煮込みそば) @華錦飯店.横浜中華街:
2018-03-25 横浜中華街・市場通りの華錦飯店(かきんはんてん)にて晩飯。こちらは隣の魚屋が経営母体の中華料理店。このため海鮮料理に強いと言われている。また、経営者の出身地が福建とのことで、一般的な中華料理を中心に、福建料理(閩菜)を少し加えたメニュー構成...
#1701. 横浜中華街で中国茶 - 龍井茶 @隆記.横浜中華街:
2018-03-25 オフィスでは、だいたい中国茶を飲んでいる。自分用の中国茶マグ・カップで、茶葉の種類を変えつつ何杯も飲んでいるが、これがコーヒーよりも精神バランスに良い感じで、リラックスして、かつ、集中できる感じ。正念場・修羅場・短時間でいいから集中がほしい...
#1700. アットホームな広東料理店 - 春巻 + 咸蛋蒸肉餅 (塩タマゴと豚肉の蒸し) @龍鳳酒家.横浜中華街:
2018-03-24 横浜中華街・中山路の龍鳳酒家(りゅうほうしゅか)にて晩飯。こちらは家庭的なお店で、広東料理(粤菜)の家庭料理(家郷菜)が得意。一品目はビールの酒肴として春巻をオーダー。中身がしっかりと詰まった春巻は、カリッとかじると熱々の中身が口の中に弾け...
#1699. 横浜・元町で米国式スタンダードな朝食を - ブレックファスト・プレート + 玉子1個追加 @バイ・ミー・スタンド.代官坂.元町.横浜:
2018-03-24 横浜・元町・代官坂のバイ・ミー・スタンド(BUY ME STAND)元町店 にて朝食。ここはユニークかつ美味しいサンドイッチを出す店。朝8時から開店していて、ゴージャスな朝食が食べられるので、朝から開店している飲食店が少ない元町近辺では貴重...