1999-01-26
桜の樹の下には屍体が埋まっている!
これは信じていいことなんだよ。何故って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。しかしいま、やっとわかるときが来た。桜の樹の下には屍体が埋まっている。これは信じていいことだ。-- 梶井基次郎, 桜の樹の下には
毎年この時期になると桜を思う。眠りの中で幾度も。でも、しかし、目覚めて思い出すことのできるのは、闇の中で桜散る大きな一本の樹だけだ。そうだ、周りには人の気配が感じられない。一体、僕の夢に現れる桜の樹は、何の暗喩なのだろう? まるで、梶井基次郎の書くところの桜の樹の下の屍体こそ僕ではないか…。
#702. 春の気分:
2006-04-18 芥川 龍之介,春の夜は或春の夜、僕は路ばたに立ち止つた馬車の側を通りかかつた。馬はほつそりした白馬(しろうま)だつた。僕はそこを通りながら、ちよつとこの馬の頸すぢに手を触れて見たい誘惑を感じた。春の夜を抜けて帰宅。ブラインドを上げて窓を開け...
#472. ヘミングウェイ海流のなかの島々風ジン・トニック改:
2001-08-06 アーネスト・ヘミングウェイ著、沼澤洽治(ぬまさわこうじ)訳,海流のなかの島々トマス・ハドソンはバーに入った。中は涼しくて、珊瑚土のまぶしい照り返しに慣れた目には、真っ暗に見える。ジン・トニックにライムの薄切りを一枚、それにアンゴスツラ・ビタ...
#300. 蕪と雪:
2000-02-08 池波正太郎,梅安冬時雨半右衛門が仕度したのは、蕪の味噌汁であった。乱切りにした蕪を煮くずれるまで煮た、熱い味噌汁で、これを炊きたての飯をかけて食べる。九州のほうでは、これを船頭飯というのだそうだ。こりゃあ、旨い 梅安は、二杯もお代わりをした...
#291. ビールもう一杯:
2000-01-27 虚無の歌萩原朔太郎午後の三時。広漠とした広間の中で、私はひとり麦酒を飲んでた。だれも外に客がなく、物の動く影さへもない。煖炉は明るく燃え、扉の厚い硝子を通して、晩秋の光が侘しく射してた。白いコンクリートの床、所在のない食卓、脚の細い椅子の数...
#257. 祈る:
1999-11-30 ローレンス・ブロック著,田口俊樹訳,死者の長い列でも、わたしにはお祈りのしかたというのがよくわからないのよ。あなたはお祈りをすることがある?そうしょっちゅうじゃないが、たまにはするなにを祈るの?力を与えて欲しい --- だいたいそういう祈り...
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#1640. 観桜 2017@大岡川.横浜市中区:
2017-04-07 夕暮れどき、桜を眺めながら大岡川(おおおかがわ)沿いをぶらぶらと散歩。暮色、というのだろうか。泣きたくなるような色合い。夜が紗のように降りてくる。
#1336. 観桜 2014@大岡川.横浜市中区:
2014-04-05 能楽 西行桜 詞章憂き世と見るも山と見るも、ただその人の心にあり、非情無心の草木の、花に憂き世の咎(とが)はあらじ
#1101. 桜は独りで咲いて、独りで散る:
2013-03-29 正岡子規ほろほろとひとりこぼるゝ桜哉 桜は独りで咲いて、独りで散るものだ。僕らの心情とは無縁に。でも、ふらふらと桜を探す散歩は終わかと思うと切ない気分。
#1095. 本日のお散歩 中華街→元町→元町百段公園→山手公園→港の見える丘公園→元町公園→山下公園→大さん橋→赤レンガ倉庫→新港パーク→さくら通り→桜木町駅→大岡川プロムナード→黄金町駅→大岡川プロムナード→野毛:
2013-03-23 親鸞明日ありと思ふ心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは 例年より早い開花宣言。鬱々とした日々が続いているが、少しだけ上向く気分。目覚めた桜たちに挨拶をするため、自宅を出る。横浜中華街の自宅から元町に出て、代官坂を脇の階段を登ると元町百段公園。...
#901. 観桜 2012@大岡川.横浜市中区:
2012-04-08 観桜。お散歩。JR 桜木町駅→大岡川沿い→黄金町→白金橋・Uターン→大岡川沿い→JR 桜木町駅。
more 桜: 25 ...
#1703. 春を感じるご馳走 - 春竹の子と干し椎茸の醤油煮込み + 桜海老と春野菜の土鍋ご飯 山椒風味 @一楽.横浜中華街:
2018-03-26 一品目は、春メニューから春竹の子と干し椎茸の醤油煮込み。これは・・・素食(スゥシー,精進料理)の紅焼烩双冬かな? 紅焼(ホンシャオ)ともちょっと違うような、甘い香りのする焼付け具合が肉厚の干し椎茸とよく合う。これを生椎茸を筍とあわせなかった...
#1651. くらげと蒸し鶏の生春巻き プラムソース添え + 牛スネ肉の冷菜 白酒の香り @一楽.横浜中華街:
2017-05-01 一皿目は、春の季節メニューからくらげと蒸し鶏の生春巻き プラムソース添えをオーダー。一楽は、ときどきこういった変化球みたいな季節料理を出してくる。これはベトナム料理の生春巻きであるゴイ・クオン(Gỏi cuốn)、ネム・クオン(Nem cu...
#1644. 春の食材を堪能 - マコモ竹と春竹の子の強火炒め + 桜エビと地野菜のうす塩炒め @一楽.横浜中華街:
2017-04-13 先日も同じ料理を食べたばかりだけど、どうしても食べたくなってしまい、春の季節メニューからマコモ竹と春竹の子の強火炒めをオーダー。これは干煸春笋だと思う。春筍のしゃりっと食感が楽しくて、いくらでも食べられそう。二皿目も春メニューから桜エビと地...
#1641. 今年も大好きな春メニュー - マコモ竹と春竹の子の強火炒め + 豚スネ肉の冷菜 白酒の香り + 干し海老と春キャベツの春巻@一楽.横浜中華街:
2017-04-08 本日は春の季節メニューからオーダー。春メニューからマコモ竹と春竹の子の強火炒めをオーダー。春になると食べたくなるのが筍。特に一楽のマコモ竹と春竹の子の強火炒めは、ここ数年の楽しみとなっている。マコモ竹と春竹の子の強火炒めは干煸春笋だと思う。...
#1640. 観桜 2017@大岡川.横浜市中区:
2017-04-07 夕暮れどき、桜を眺めながら大岡川(おおおかがわ)沿いをぶらぶらと散歩。暮色、というのだろうか。泣きたくなるような色合い。夜が紗のように降りてくる。
more 春: 63 ...
#1703. 春を感じるご馳走 - 春竹の子と干し椎茸の醤油煮込み + 桜海老と春野菜の土鍋ご飯 山椒風味 @一楽.横浜中華街:
2018-03-26 横浜中華街・中華街大通りの一楽にて晩飯。一品目は、春メニューから春竹の子と干し椎茸の醤油煮込み。これは・・・素食(スゥシー,精進料理)の紅焼烩双冬かな? 紅焼(ホンシャオ)ともちょっと違うような、甘い香りのする焼付け具合が肉厚の干し椎茸とよ...
#1702. 福建料理 (閩菜) の定番麺料理 - 燜麺 (海鮮煮込みそば) @華錦飯店.横浜中華街:
2018-03-25 横浜中華街・市場通りの華錦飯店(かきんはんてん)にて晩飯。こちらは隣の魚屋が経営母体の中華料理店。このため海鮮料理に強いと言われている。また、経営者の出身地が福建とのことで、一般的な中華料理を中心に、福建料理(閩菜)を少し加えたメニュー構成...
#1701. 横浜中華街で中国茶 - 龍井茶 @隆記.横浜中華街:
2018-03-25 オフィスでは、だいたい中国茶を飲んでいる。自分用の中国茶マグ・カップで、茶葉の種類を変えつつ何杯も飲んでいるが、これがコーヒーよりも精神バランスに良い感じで、リラックスして、かつ、集中できる感じ。正念場・修羅場・短時間でいいから集中がほしい...
#1700. アットホームな広東料理店 - 春巻 + 咸蛋蒸肉餅 (塩タマゴと豚肉の蒸し) @龍鳳酒家.横浜中華街:
2018-03-24 横浜中華街・中山路の龍鳳酒家(りゅうほうしゅか)にて晩飯。こちらは家庭的なお店で、広東料理(粤菜)の家庭料理(家郷菜)が得意。一品目はビールの酒肴として春巻をオーダー。中身がしっかりと詰まった春巻は、カリッとかじると熱々の中身が口の中に弾け...
#1699. 横浜・元町で米国式スタンダードな朝食を - ブレックファスト・プレート + 玉子1個追加 @バイ・ミー・スタンド.代官坂.元町.横浜:
2018-03-24 横浜・元町・代官坂のバイ・ミー・スタンド(BUY ME STAND)元町店 にて朝食。ここはユニークかつ美味しいサンドイッチを出す店。朝8時から開店していて、ゴージャスな朝食が食べられるので、朝から開店している飲食店が少ない元町近辺では貴重...