2012-05-05
處世若大夢
胡爲勞其生
所以終日醉
頽然臥前楹
覺来眄庭前
一鳥花間鳴
借問此何時
春風語流鶯
感之欲歎息
對酒還自傾
浩歌待明月
曲盡已忘情
世に處るは大夢の如し
なんすれぞ其の生を勞せんや
このゆえに終日醉い
頽然として前楹に臥す
覺め来たって庭前を眄めやれば
一鳥花間に鳴く
借問す 此れ何れの時ぞと
春風は流鶯と語らう
之に感じて歎息せんと欲し
酒に對して還た自ら傾く
浩歌して明月を待ち
曲盡きて已に情を忘る-- 李白, 春日醉起言志
これはグスタフ・マーラーの交響曲「大地の歌」第5楽章「春に酔える者」のもとになった漢詩。
この世にあることは
夢のようだから
生きることに
あくせくすることは無いだろう
だから
こんなふうに終日
酔っている
柱に寄りかかって
すっかり酔いつぶれてしまったのだ
目が覚めて
前庭に視線を彷徨わせると
花咲いた枝の間を
鳥が跳んで鳴いている
ああ このときは何時なのだ
春風と鶯の声が語らっている
思わずため息をついて
もう一杯 酒を呑み 声をあげて唄を唄い
昇る月を待ったが
いつの間にか 唄は尽きてしまい
酔いつぶれてしまったようだ-- (はなはだアヤシイ) 訳: めりた・グッドボーイ, 春日に酔いより起きて志しを話す
「酒はあっても全部は呑めぬ」と、最近、思う。斗酒あれど、気分良く呑める酒はせいぜいが数合、一升。
とすれば、気持よく呑める酒こそが貴重に思える。ゆるゆる、しずしずと、そんな風に呑める酒こそが貴重だと思う。
#898. [読書メモ] 2012年03月に読んだ本 - 武田花、石川雅之、高田郁、森山東、佐伯泰英、東城和実、鎌池和馬、柳原望、伊藤計劃、神林長平、エイミー・ベンダー、永尾まる、古賀邦正、荒川弘、円城塔、笠井潔、松枝茂夫 。:
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#688. 爆竹一声除旧歳:
2006-01-01 王安石,元日爆竹声中一歳除 春風送暖入屠蘇(爆竹声中一歳除す 春風 暖を送りて 屠蘇に入る)千門万戸瞳瞳日 総把新桃換旧符(千門萬戸 瞳瞳の日 総て新桃を把って旧符に換う)爆竹の音が鳴り響くなか一年が終わる 春風が暖かさを屠蘇の中に吹き込ん...
#654. 春宵一刻値千金:
2005-03-18 南から風が吹き込み、春の気配。ふと、心に春宵一刻値千金(しゅんしょういっこくあたいせんきん)という言葉が浮かぶ。この言葉を日本の諺(ことわざ)のように思っている人もいるようだが、中国の宋代の詩人・蘇東坡(そとうは)の詩の一節だ。春宵一刻値千...
#113. 晩春:
1999-05-05 孟浩然,春暁春眠不覚暁 処処聞啼鳥 夜来風雨声 花落知多少 意訳・めりた(正しいか? う~ん),春のあけぼの春の深い眠りに夜明にも気づくこともないが 其処此処から鳥たちの囀りが聴こえている 昨夜の風と雨を思い出す 花はずいぶんと散っているだ...
#26. 春宵 - SPRING EVENING:
2005-03-19 春宵一刻値千金 花有清香月有陰 歌管楼臺聲細細 鞦韆院落夜沈沈製作環境: Windows XP + Adobe Photoshop CS
more 漢詩: 6 ...
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