#700. 酒呑みの辺土 (リンボー)

2006-03-20

週末の土日が休日。 で、火曜日は旗日 (=休日) なので、 たいがいの同僚は本日月曜日は休暇をとっている。 閑散とした職場。 厄介な納品物の最終チェックを終えて CD に焼き込み、 書類をプリントアウトすると、既に夕暮れだ。 最終チェックした諸々を担当営業 (こいつも今日は休み) のデスクへ置いて、貸しが一個。今度は一杯おごれとポストイットのメモを貼り付け、コートを掴んで勤務先を出る。 ああ、ヤサグレた気分。 このまま酒を呑むと深酒になりそうな気配なので、穏当な角打ち (かくうち) でも。

角打ちってのは…酒屋の横にある立ち飲み屋のことだ(いや、座れるとこもあるけど)。 酒場とは思えない危ない雰囲気のせいかフツーの人は入ってこない。 コートも脱がず、立ち飲みのカウンターに寄りかかり、ありもののツナ缶とビール。 ツナにちょっと醤油を垂らし、1/4ほどかぶる。 そのまま、ビールをぐびぐび。 隣のオッチャンが、何となく荒れそうな気配だったので、ガンを飛ばしつつ、もう一本ビールをオーダー。 しかし、何やってるんだろうね、オレ。 まあ、ビール呑んではいるんだけど。 このまま、座り込んで泣き出しそうな気分だけれど。 ここが辺土 (リンボー) じゃないとは誰も言わないけど、ひたすら近い場所かもしれない。 止めよう。 酒呑もう。 明日は良いことがあるさ。

関連記事

  • more 酒: 7 ...

新着記事