1999-10-28
ヒーリイがマーティニを持ち上げてちょっと眺め、一口飲んだ。飲み下してゆっくりと首を振った。
「マーティニは絶対に期待を裏切らないよ」彼が言った。
私はうなずいた。私の方はアイリッシュ・ウィスキイを何オンスか飲んでいるので感激が多少薄い。
「こんなことが言える事柄はそう多くはないよ」「たまには女性だな」
ヒーリイがゆっくりとうなずいた。-- ロバート・B・パーカー著、菊池光訳, 歩く影
昨日の大雨が嘘のような天気。 暖かな夜。 こういう良い気候のときは自宅でマティーニ。 この酒は暑くても寒くても美味しくない。 なに、難しいことはない。 水差しに氷を放り込み、 目分量でジンをドボドボ、ベルモットをドボッ。 ガランガランかき混ぜて、レモンをピールしてできあがり。 さて、水差しからグビリ。 これが美味いんだ。
#702. 春の気分:
2006-04-18 芥川 龍之介,春の夜は或春の夜、僕は路ばたに立ち止つた馬車の側を通りかかつた。馬はほつそりした白馬(しろうま)だつた。僕はそこを通りながら、ちよつとこの馬の頸すぢに手を触れて見たい誘惑を感じた。春の夜を抜けて帰宅。ブラインドを上げて窓を開け...
#472. ヘミングウェイ海流のなかの島々風ジン・トニック改:
2001-08-06 アーネスト・ヘミングウェイ著、沼澤洽治(ぬまさわこうじ)訳,海流のなかの島々トマス・ハドソンはバーに入った。中は涼しくて、珊瑚土のまぶしい照り返しに慣れた目には、真っ暗に見える。ジン・トニックにライムの薄切りを一枚、それにアンゴスツラ・ビタ...
#300. 蕪と雪:
2000-02-08 池波正太郎,梅安冬時雨半右衛門が仕度したのは、蕪の味噌汁であった。乱切りにした蕪を煮くずれるまで煮た、熱い味噌汁で、これを炊きたての飯をかけて食べる。九州のほうでは、これを船頭飯というのだそうだ。こりゃあ、旨い 梅安は、二杯もお代わりをした...
#291. ビールもう一杯:
2000-01-27 虚無の歌萩原朔太郎午後の三時。広漠とした広間の中で、私はひとり麦酒を飲んでた。だれも外に客がなく、物の動く影さへもない。煖炉は明るく燃え、扉の厚い硝子を通して、晩秋の光が侘しく射してた。白いコンクリートの床、所在のない食卓、脚の細い椅子の数...
#257. 祈る:
1999-11-30 ローレンス・ブロック著,田口俊樹訳,死者の長い列でも、わたしにはお祈りのしかたというのがよくわからないのよ。あなたはお祈りをすることがある?そうしょっちゅうじゃないが、たまにはするなにを祈るの?力を与えて欲しい --- だいたいそういう祈り...
more 小説: 8 ...
#1474. ジン・トニック+マティーニ@ケーブル・カー.横浜中華街 - 晩飯の前に食前酒:
2015-02-20 2杯目にマティーニ。相変わらず、よく冷えている。2杯飲んで、これでおつもり。さて、晩飯に行こう。
#1418. ダーティー・マティーニ+ヨコハマ@カサブランカ片野酒類販売.太田町.関内.横浜:
2014-09-05 少し考えてダーティー・マティーニ(Dirty Martini)をオーダー。ダーティー・マティーニは、数あるマティーニのバリエーションの一つ。スタンダードなマティーニのレシピは、ジンとベルモットを使う。このベルモットのかわりにオリーブの瓶詰め...
#1392. ストロベリー・マティーニ+ブラッディ・マリー+ロン・サカパ@ザ・バー・ナノ.すすきの.札幌.北海道 - 隠れ家的なバーという雰囲気。 北海道旅行6日目。札幌バー巡り2軒目。:
2014-07-02 果物を使ったカクテルのメニューを眺めて、ストロベリー・マティーニ(苺を使ったマティーニ)をオーダー。ドライ・マティーニの日本刀のようなキリリとした味わいも好きだけど、フルーツ・マティーニの貴婦人のようなエレガントな味わいもなかなか捨てがたい...
#1151. スキヤキ A3ランク 70g + イカゲソ@SHOW-TIME.横浜中華街:
2013-06-14 食前に冷えたマティーニをオーダーしてちびちび飲みながら、目の前の鉄板でシェフがすき焼きを作るのを眺める。材料は牛肉 A3 ランク 70g の薄切りと、白菜・葱・きのこ類。シェフの見事な手さばきで、すき焼きができあがってゆくのを眺めていると、...
#580. 若気の至り:
2003-02-01 独りでバーで呑んでいると、若いカップルが入って来る。二人はカウンターに座り、男性の方がマティーニをオーダー。ほほぅーと感心するが、その後がイケナイ。女性に向かって、マティーニについての薀蓄を垂れはじめる。聞いていて、ものすごく恥ずかしい。い...
more マティーニ (マーティニ, マルティーニ, マーティーニ) : 6 ...
#911. 春に酔える者 - 酒はあっても全部は呑めぬ:
2012-05-05 李白,春日醉起言志處世若大夢 胡爲勞其生 所以終日醉 頽然臥前楹 覺来眄庭前 一鳥花間鳴 借問此何時 春風語流鶯 感之欲歎息 對酒還自傾 浩歌待明月 曲盡已忘情 世に處るは大夢の如し なんすれぞ其の生を勞せんや このゆえに終日醉い 頽然とし...
#757. 花冷・風呂・熱燗:
2009-03-25 花冷。また降り出した雨の中を帰宅。身体はすっかり冷え切っている。こんな日には、風呂にはいって、それから熱燗。風呂あがりにくぃっとやる燗酒の旨さっていったら…ああ、たまらない。
#726. 今日を乗り切るための酒:
2007-04-18 和月伸宏,比古清十郎の台詞,るろうに剣心 --明治剣各浪漫--春は夜桜 夏には星 秋に満月 冬には雪 それで十分酒は美味い それでも不味いんなら それは自分自身の何かが病んでいる証だ 雨の中、疲れて帰宅する途中、少し遠回りをして、馴染みのバ...
#700. 酒呑みの辺土 (リンボー):
2006-03-20 週末の土日が休日。で、火曜日は旗日(=休日)なので、たいがいの同僚は本日月曜日は休暇をとっている。閑散とした職場。厄介な納品物の最終チェックを終えて CD に焼き込み、書類をプリントアウトすると、既に夕暮れだ。最終チェックした諸々を担当営業...
#659. 酒しか救いが無いことは、全く救いが無いことだ。:
2005-04-17 酒しか救いが無いことは、全く救いが無いことだ。そんなことを思いながら。
more 酒: 7 ...
#1703. 春を感じるご馳走 - 春竹の子と干し椎茸の醤油煮込み + 桜海老と春野菜の土鍋ご飯 山椒風味 @一楽.横浜中華街:
2018-03-26 横浜中華街・中華街大通りの一楽にて晩飯。一品目は、春メニューから春竹の子と干し椎茸の醤油煮込み。これは・・・素食(スゥシー,精進料理)の紅焼烩双冬かな? 紅焼(ホンシャオ)ともちょっと違うような、甘い香りのする焼付け具合が肉厚の干し椎茸とよ...
#1702. 福建料理 (閩菜) の定番麺料理 - 燜麺 (海鮮煮込みそば) @華錦飯店.横浜中華街:
2018-03-25 横浜中華街・市場通りの華錦飯店(かきんはんてん)にて晩飯。こちらは隣の魚屋が経営母体の中華料理店。このため海鮮料理に強いと言われている。また、経営者の出身地が福建とのことで、一般的な中華料理を中心に、福建料理(閩菜)を少し加えたメニュー構成...
#1701. 横浜中華街で中国茶 - 龍井茶 @隆記.横浜中華街:
2018-03-25 オフィスでは、だいたい中国茶を飲んでいる。自分用の中国茶マグ・カップで、茶葉の種類を変えつつ何杯も飲んでいるが、これがコーヒーよりも精神バランスに良い感じで、リラックスして、かつ、集中できる感じ。正念場・修羅場・短時間でいいから集中がほしい...
#1700. アットホームな広東料理店 - 春巻 + 咸蛋蒸肉餅 (塩タマゴと豚肉の蒸し) @龍鳳酒家.横浜中華街:
2018-03-24 横浜中華街・中山路の龍鳳酒家(りゅうほうしゅか)にて晩飯。こちらは家庭的なお店で、広東料理(粤菜)の家庭料理(家郷菜)が得意。一品目はビールの酒肴として春巻をオーダー。中身がしっかりと詰まった春巻は、カリッとかじると熱々の中身が口の中に弾け...
#1699. 横浜・元町で米国式スタンダードな朝食を - ブレックファスト・プレート + 玉子1個追加 @バイ・ミー・スタンド.代官坂.元町.横浜:
2018-03-24 横浜・元町・代官坂のバイ・ミー・スタンド(BUY ME STAND)元町店 にて朝食。ここはユニークかつ美味しいサンドイッチを出す店。朝8時から開店していて、ゴージャスな朝食が食べられるので、朝から開店している飲食店が少ない元町近辺では貴重...