#1562. 海鮮入り玉子蒸し+しいたけと鶏肉のうま煮+塩タマゴと豚肉の蒸し - 海鮮羹蛋+冬茹炒鶏球+咸蛋蒸肉餅@龍鳳酒家.横浜中華街

2015-09-22

横浜中華街中山路龍鳳酒家 (りゅうほうしゅか) にて晩飯。 こちらは家庭的なお店で、広東料理 (粤菜) の家庭料理 (家郷菜) が得意。

海鮮羹蛋 (海鮮入り玉子蒸し) @龍鳳酒家.横浜中華街

海鮮羹蛋 (海鮮入り玉子蒸し) @龍鳳酒家.横浜中華街

一皿目は海鮮羹蛋 (海鮮入り玉子蒸し) をオーダー。

玉子のこと。 料理としては日本の茶碗蒸しと同じ系統の料理かな。 この手の料理だと、滑蛋蒸蛋があるけど、羹蛋というのは初めて見るかも。

やわやわとした玉子に海鮮類の出汁が効いている。 海鮮類は海老烏賊帆立とたっぷり食べごたえもあり、全体にはんなりした味付けは紹興酒にとても合うなあ。

冬茹炒鶏球 (しいたけと鶏肉のうま煮) @龍鳳酒家.横浜中華街

冬茹炒鶏球 (しいたけと鶏肉のうま煮) @龍鳳酒家.横浜中華街

二皿目は冬茹炒鶏球 (しいたけと鶏肉のうま煮) をオーダー。

冬茹椎茸鶏球鶏肉のぶつ切りだっけかな?

火加減が程良く、鶏肉が柔らかい仕上がり。 鶏肉もさることながら、椎茸の旨味も素晴らしい。 鶏肉椎茸はなんでこんなに相性がいいんだろう。 椎茸は地味な食材で、それをメインの食材にすると、どうしても地味な料理になってしまうが、こういう料理には地味があると思う。

咸旦蒸肉 (塩タマゴと豚肉の蒸し) @龍鳳酒家.横浜中華街

咸旦蒸肉 (塩タマゴと豚肉の蒸し) @龍鳳酒家.横浜中華街

一皿目の海鮮羹蛋 (海鮮入り玉子蒸し) が美味しかったので、三皿目は似ている咸旦蒸肉 (塩タマゴと豚肉の蒸し) をオーダーしてみた。

これも日本の茶碗蒸しに近い。 底には脂を加えた挽き肉肉餅、その上が茶碗蒸し状の蒸し玉子蒸蛋、さらに咸旦の黄身が乗っている。 咸旦 (鹹蛋) の咸 (鹹) は塩辛い、旦 (蛋) は玉子を意味していて、アヒル玉子の塩漬けのことを指す。 この咸旦は、中華料理ではポピュラーな食材で、玉子に塩味が染みこんで少しねっとりしているため、料理のアクセントに使われることが多い。

肉餅 (脂を加えた豚挽き肉) と蒸蛋 (蒸し玉子) という、いかにもゴージャスな組み合わせ。 さらに、肉餅 の蒸し汁が、蒸蛋に溶け込んで、全体の旨味を押し上げている。

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