#1558. [閉店] トロリと柔らか・豚バラ肉の広東風田舎土鍋、絶品・塩漬け干し魚と鶏肉のチャーハン - 梅菜扣肉煲+咸魚鶏粒炒飯@大珍楼 本店.横浜中華街

2015-09-11

閉店: 大珍楼本店は、2017年1月30日に閉店しました。 尚、大珍楼新館は、引き続き営業しています。

横浜中華街西門通り大珍楼本店 (だいちんろうほんてん) にて晩飯。

姐姐に食べ放題を断り、単品メニューを持ってきてもらう。 大珍楼本店は食べ放題もやっているけど、実のところ単品メニューの方がお勧め。

トロリと柔らか・梅菜扣肉煲 (豚バラ肉の広東風田舎土鍋) @大珍楼 本店.横浜中華街

トロリと柔らか・梅菜扣肉煲 (豚バラ肉の広東風田舎土鍋) @大珍楼 本店.横浜中華街

空腹でガツンと肉を食べたい気分だったので、一皿目は、梅菜扣肉煲 (豚バラ肉の広東風田舎土鍋) をオーダー。

梅菜梅干菜 (メイガンツァイ) かな? 別に梅干しが入っているわけではない。 これは、日本で言うと高菜のような野菜を漬物にして干した乾物素材。 それを戻して使用する。

扣碗は、肉を椀に肉をきれいに並べたのものをひっくり返すと言った意味があるが、だいたいはの三枚肉を煮込んだ料理を指す。

は土鍋のこと。

の三枚肉の皮下の脂がトロリと柔らかで、さらにその下の肉がしっかりとした味わい。 こってりとして、それでいて濃いという印象ではない。 咀嚼すると梅干菜風味の濃厚なソースが、豚の脂と混じりあいながら、別の味わいに変化してゆく。 これはご飯も欲しくなるけど、良い紹興酒が呑みたくなる味だなあ。 割包 (中国の蒸しパン) に挟んで、ガブリと食べても良いかも。

絶品・咸魚鶏粒炒飯 (塩漬け干し魚と鶏肉のチャーハン) @大珍楼本店.横浜中華街

絶品・咸魚鶏粒炒飯 (塩漬け干し魚と鶏肉のチャーハン) @大珍楼 本店.横浜中華街

二皿目は、好物の咸魚鶏粒炒飯 (塩漬け干し魚と鶏肉のチャーハン) をオーダー。 ここの咸魚鶏粒炒飯は美味しいんだよね。

咸魚 (鹹魚, ハムユイ, ハムイー) は、塩漬け魚とか干し魚とか日本語訳される。 どちらかと言うと塩漬け魚と言うよりくさやが近い発酵食品だと思う。 そのままでは発酵臭が強いのだけど、不思議なことに料理に使うとこれが旨味に化ける。

その咸魚を調味料として使った炒飯が、この咸魚鶏粒炒飯。 米粒にコートされた油の具合、鶏肉の火の通り具合もジャストで、咸魚の塩分が食欲を増す感じ。 相変わらず、絶品である。

発酵臭がどうも苦手という人もいるので、万人にお勧めできるかどうかは微妙だけど、好きな人にはたまらない味わいだと思う。

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