#1307. [閉店] かきとたっぷり野菜の味噌煮込みそば@王鼎記.横浜中華街 - 横浜中華街で日本式味噌ラーメン?

2014-02-10

閉店:  2014年10月ぐらいに閉店したみたいです。 その後、2014年11月7日に小籠包お粥専門店鵬天閣酒家 が開店しました。

横浜中華街中華街大通り王鼎記総本店 (わんでいきそうほんてん) にてランチ。 昨年2013年11月にオープンした店で、以前から宿題にしていた。

入店すると店員全員が声を揃えて歓迎光臨 (ホワンイン クワンリン, いらっしゃいませ) の挨拶。 え? 何これ? なんだか微妙な違和感。

かきとたっぷり野菜の味噌煮込みそば @王鼎記.横浜中華街

かきとたっぷり野菜の味噌煮込みそば @王鼎記.横浜中華街

とりあえず席についてかきとたっぷり野菜の味噌煮込みそばをオーダー。

日式 (日本式) ラーメン味噌ラーメンかなあ。 牛乳を入れてるけど、スープは完全に味噌ラーメン。 麺はストレート細麺。 茹で過ぎ状態でコシが無い。 具材の牡蠣3個のうち2個は生臭くてエグミがあり、1個はあまりの味に残した。

外観 - 王鼎記 @横浜中華街

外観 - 王鼎記 @横浜中華街

店の看板にでっかく頑固者で本当にごめんなさいというキャッチコピー。

外観 - 王鼎記 @横浜中華街

外観 - 王鼎記 @横浜中華街

また、佐野実監修の中華そばが食べれる店なんてのも書いてある。 なんだか微妙にズレた感覚で、横浜中華街とは町並みにそぐわない雰囲気。 それに、佐野実氏ってラーメンの人で、中華料理の経験は無かったんじゃなかったけ?

調べてみると藤龍百菜などを経営する株式会社ケンコーの店らしい。 ああ、それで日本式味噌ラーメンのスープなのかと納得。 一方で、厨師 (コック) が中国系なので、日本式の麺の茹で揚げではなく、あちら系の柔らか茹でになっているのがバランス悪い。 しかし、中華料理に日本のコンテキストを持ち込んでもなあ。

ラーメンだけで評価するのは良くないとは思うけど、どうも横浜中華街のブランドにフリー・ライドした店という印象。 観光客向けかな? 深読みすれば、横浜中華街に総本店がある王鼎記というイメージ戦略で、店舗展開を狙っているとか。

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