1999-06-03
遠くに花火が上り
街には甘やかな気配と音楽
さて、これからどうしよう
僕にプランは無いのだけれど
ただ、君とこの街の向うまで歩いて行きたい
手をつないで
君の指を愛撫して
この甘やかな気配と音楽の中を
どこまでも歩いて行きたい
#1082. 春を待つ夜:
2013-02-24 寝台の不機嫌な女神が冷たい足先を身体に押し付けて温かいと喜ぶ愛らしい顔を眺める幸せ 意味もなく脈絡なく同衾という言葉が理解できる夜だから此処にある幸せは誰にも渡さない くすぐるような髪の毛の柔らかな気配と溶けるようにすりよる感触に抱きしめる...
#1002. 詩は僕の上を通りすぎてしまった:
2012-10-05 詩は僕の上を通りすぎてしまった 今は何ももたらさず 心だけが裸で立って居る 詩を書きたい 詩が変える 詩とありたい でも 書けた詩は 泣きたいくらいに薄っぺらい 感情だけが昂ぶり 誰にも触れず独りだけで居る 雲のような嵐のような感情 だから...
#870. 冬天:
2012-01-30 独りで世界に歌をうたう 夢の中では あれほどたやすく歌えたのに 冷たい空気の底で歌うことが こんなに苦しいものだとは 冷たい空はどこまでも高く 涙だけが透き通っている 独りで世界に歌をうたう 僕の歌が世界の底から 冷たい空にすいこまれてゆく...
#749. 私は寂しかったから 貴女(あなた)と繋がった:
2008-08-14 私は寂しかったから 貴女と繋がった 肉体と肉体をすりあわせて 私は貴女と繋がっていると思いたかった 快楽も愛も 全てが繋がっていると思いたかった 私は寂しかったから 貴女と繋がった 肉体と肉体をすりあわせて 貴女が望み私が与えた 舌を這わせ...
#737. このいとしいもの:
2007-10-21 これを いとしいものと呼ぼう 名づけることを愛と呼ぶなら これは 私のいとしいものだ 空と地の間に吹く風だ これを いとしいものと呼ぼう 私にその資格が無くとも これは 私のいとしいものだ 私が名づけ 触れるものだ 雑踏の街角 緑なすの丘 ...
more 詩: 55 ...
#954. 第27回神奈川新聞花火大会@自宅.横浜中華街:
2012-08-01 昨年の8月に、横浜中華街の今のマンションに引越しをして、初めての神奈川新聞花火大会。自宅からは、ちょうどビルが邪魔になるので、観えないよなあ…と思っていた。でも、意外にも花火を観ることができた。まあ、低い花火はビルに隠れて観えないんだけど。...
#710. 隠れた場所から花火を眺める:
2006-07-17 昨日は、横浜開港記念みなと祭国際花火大会。大会の打ち上げ場所は自宅アパートのすぐ近くの山下公園なので、ご近所は花火見物の人たちで、ものすごい混雑…いや、下手をするとちょっと殺気だった雰囲気。なかなか、おちついて花火見物というわけにもいかない...
#666. 横浜開港祭当日山下公園氷川丸船上ビアガーデン徒歩十分:
2005-06-02 花火があがる。それを眺めて、更にジョッキを乾す。携帯電話の電源を切り、テーブルの向かいに座って、花火を見ようと首を傾ける君に、僕の隣に椅子を寄せるように勧める。そうして、二人並んで花火を眺める。それから話をするのだ。まとまりのない、どうでも...
#606. ユカタ・スタイル:
2003-08-01 夕方、街を歩いている浴衣姿の女性達。そういえば、横浜は今日は花火大会だったっけ。去年に比べると、素っ頓狂(すっとんきょう)な柄を見かけない。落ち着いた和風の柄が流行りみたいだ。どの女性も普段の二割増し(個人比)ぐらい綺麗で、男性としては嬉し...
#543. 花火があがるまで:
2002-08-01 夕暮れと言うには、まだ、明るい時刻。浴衣(ゆかた)姿の女性たちが、笑いさざめきながら通り過ぎる。そういえば横浜は、今日、花火大会…。ふと、夏の日差しと熱気の中で、彼女たちの浴衣は汗に濡れているだろう、と思う。最初の花火があがるまでには、まだ...
more 花火: 6 ...
#749. 私は寂しかったから 貴女(あなた)と繋がった:
2008-08-14 私は寂しかったから 貴女と繋がった 肉体と肉体をすりあわせて 私は貴女と繋がっていると思いたかった 快楽も愛も 全てが繋がっていると思いたかった 私は寂しかったから 貴女と繋がった 肉体と肉体をすりあわせて 貴女が望み私が与えた 舌を這わせ...
#694. 愛している、愛している、愛している:
2006-02-04 貴女(あなた)も私も、特別な人ではない。生まれて、愛して、死んでゆく。心臓の上に掌(てのひら)を当て考える。此処(ここ)には何があるのだろうかと。風が吹いて、雨が降って、太陽が射す。何も特別なことはない。私の愛は此処にある。貴女と私の間には...
#596. フェイク・ラブ:
2003-05-10 永遠なんてものは無いのだと 口にはしない けれど わかっているのだ そういうものだと 永遠なんてものは無いのだと 人差し指と中指の二本で 君の頬を撫ぜる そう 永遠なんてものは無いのだ 指先に口付けて うわずった君の声を聞く 舌を絡ませ 肌...
#549. 君が嘘をついた:
2002-09-01 君が嘘をついた 僕にはわかってしまった 深夜の街を二人で歩きながら 空疎な会話を繰り返す 君が嘘をついた それがわかってしまったから 僕は口を閉ざしたかった でも 薄暗い街灯の下 空疎な会話を繰り返す さよなら と心で呟いてみる さよなら ...
#399. 水辺(みずべ):
2000-10-19 明け方 獣たちの唄う声 霧が渡る湖水を眺め 水面(みなも)に優しく指を触れる 夢だと思いながらも それでも 僕は 君を抱きしめた 明け方 獣たちの唄う声 暗い水辺(みずべ)で 僕らは幾度も愛を交わしながら コトバを交わすことはなかった 夢だ...
more 愛: 11 ...
#1703. 春を感じるご馳走 - 春竹の子と干し椎茸の醤油煮込み + 桜海老と春野菜の土鍋ご飯 山椒風味 @一楽.横浜中華街:
2018-03-26 横浜中華街・中華街大通りの一楽にて晩飯。一品目は、春メニューから春竹の子と干し椎茸の醤油煮込み。これは・・・素食(スゥシー,精進料理)の紅焼烩双冬かな? 紅焼(ホンシャオ)ともちょっと違うような、甘い香りのする焼付け具合が肉厚の干し椎茸とよ...
#1702. 福建料理 (閩菜) の定番麺料理 - 燜麺 (海鮮煮込みそば) @華錦飯店.横浜中華街:
2018-03-25 横浜中華街・市場通りの華錦飯店(かきんはんてん)にて晩飯。こちらは隣の魚屋が経営母体の中華料理店。このため海鮮料理に強いと言われている。また、経営者の出身地が福建とのことで、一般的な中華料理を中心に、福建料理(閩菜)を少し加えたメニュー構成...
#1701. 横浜中華街で中国茶 - 龍井茶 @隆記.横浜中華街:
2018-03-25 オフィスでは、だいたい中国茶を飲んでいる。自分用の中国茶マグ・カップで、茶葉の種類を変えつつ何杯も飲んでいるが、これがコーヒーよりも精神バランスに良い感じで、リラックスして、かつ、集中できる感じ。正念場・修羅場・短時間でいいから集中がほしい...
#1700. アットホームな広東料理店 - 春巻 + 咸蛋蒸肉餅 (塩タマゴと豚肉の蒸し) @龍鳳酒家.横浜中華街:
2018-03-24 横浜中華街・中山路の龍鳳酒家(りゅうほうしゅか)にて晩飯。こちらは家庭的なお店で、広東料理(粤菜)の家庭料理(家郷菜)が得意。一品目はビールの酒肴として春巻をオーダー。中身がしっかりと詰まった春巻は、カリッとかじると熱々の中身が口の中に弾け...
#1699. 横浜・元町で米国式スタンダードな朝食を - ブレックファスト・プレート + 玉子1個追加 @バイ・ミー・スタンド.代官坂.元町.横浜:
2018-03-24 横浜・元町・代官坂のバイ・ミー・スタンド(BUY ME STAND)元町店 にて朝食。ここはユニークかつ美味しいサンドイッチを出す店。朝8時から開店していて、ゴージャスな朝食が食べられるので、朝から開店している飲食店が少ない元町近辺では貴重...