#549. 君が嘘をついた

2002-09-01

君が嘘をついた
僕にはわかってしまった

深夜の街を二人で歩きながら
空疎な会話を繰り返す

君が嘘をついた
それがわかってしまったから
僕は口を閉ざしたかった

でも
薄暗い街灯の下
空疎な会話を繰り返す

さよなら
と心で呟いてみる
さよなら
と君が言ったような気がした

薄暗い街灯の下
空疎な会話を繰り返す

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