#566. 夕紅葉

2002-11-19

この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉

-- 三橋鷹女

列車の吊革に掴まり、本を読んでいた。ふと、目をあげると夕陽の街。走り去る風景に紅葉を見つける。見えなくなっても、しばらく胸の内に、染み入る深い赤。

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