2008-09-15
十六夜はわづかに闇の初め哉
-- 松尾芭蕉
遅い夏季休暇をとって、海辺のホテルに宿泊。海の上には十六夜の月。薄い雲を通して朧に映す。
暗さを増した月を眺め、馬齢を重ねた自分を省みる。そんな歳になったのかとも思うのだけれど。
#1678. 横浜中華街拾遺 6. - 雪日 2018:
2018-01-23 松尾芭蕉酒のめば いとゞ寝られぬ 夜の雪 天気予報が降雪を告げる関東地区。雪が降り出すと、周囲はどことなくそわそわしてくる。僕も例外ではなく、真っ直ぐ帰宅する気になれず、雪の中をフラフラと散歩。ライトアップで黄金色に染まる関帝廟に激しく降る...
#657. 桜は、いつも不思議だ。:
2005-04-07 松尾芭蕉さまざまのこと思ひ出す桜かな 宵闇の中を帰宅する。途中、桜並木の下で、花の開いている様子に驚く。朝にはまだ蕾(つぼみ)も多かったのに…。不思議な気分で桜を仰ぎ見る。夜の闇の中で花弁の開く気配。そうだ。桜は、いつも不思議だ。
#631. 初鰹・戻鰹:
2004-05-22 松尾芭蕉鎌倉を生きて出でけむ初鰹 少し雨が強くなった。明日は台風が直撃するというニュースを聞きながら、独り酒を酌む。不思議な気分だ。酒は熱燗だし、肴は鰹のたたき。5月だというのに、季節が裏返って、鰹がまるで戻鰹(もどりがつお)のような気にな...
#83. 冬の雨:
1999-01-25 松尾芭蕉面白し雪にやならん冬の雨 帰宅時に雨。折畳み傘もあったし、タクシーをつかまえることも考えたけど、それほど寒くなかったので、結局、パーカーとデイパックのフラップをきっちり閉めて、ポケットに手を突っ込み、傘をささずに雨の中を歩いて帰宅。...
#1655. 初詣 @元町厳島神社.元町.横浜:
2018-01-01 原 石鼎ゆめもなく 覚めたる軒の 初日かな 元町にある元町厳島神社に初詣。横浜中華街の自宅から徒歩数分。今年は黒縁眼鏡の巫女sさんがいて、良いことがありそうな予感(笑)
#1101. 桜は独りで咲いて、独りで散る:
2013-03-29 正岡子規ほろほろとひとりこぼるゝ桜哉 桜は独りで咲いて、独りで散るものだ。僕らの心情とは無縁に。でも、ふらふらと桜を探す散歩は終わかと思うと切ない気分。
#657. 桜は、いつも不思議だ。:
2005-04-07 松尾芭蕉さまざまのこと思ひ出す桜かな 宵闇の中を帰宅する。途中、桜並木の下で、花の開いている様子に驚く。朝にはまだ蕾(つぼみ)も多かったのに…。不思議な気分で桜を仰ぎ見る。夜の闇の中で花弁の開く気配。そうだ。桜は、いつも不思議だ。
#645. 消えてしまうもの:
2004-12-29 種田山頭火雪をよろこぶ児らにふる雪うつくしき いつの間にか雨が雪に変わって、横浜では初雪。コーヒーを飲みながら窓の外を眺めていると、子供が雪空を見上げている。僕も、少しの間、空を眺める。とめどなく降る雪を。
#631. 初鰹・戻鰹:
2004-05-22 松尾芭蕉鎌倉を生きて出でけむ初鰹 少し雨が強くなった。明日は台風が直撃するというニュースを聞きながら、独り酒を酌む。不思議な気分だ。酒は熱燗だし、肴は鰹のたたき。5月だというのに、季節が裏返って、鰹がまるで戻鰹(もどりがつお)のような気にな...
more 俳句: 16 ...
#703. 月も独り、我も独り:
2006-05-15 夜、寝台で目が覚める。なんで目が覚めたんだろう…ああ、ブラインドの隙間から、さし込む月明かり。その明るさで目が覚めたのだ。枕元の時計は零時を過ぎている。ブラインドを開くと、満月が中空に渡っている。寝台に腰掛けて、独り月を眺める。
#678. 十四夜の月:
2005-09-19 裸足で砂浜を歩く 十四夜の月は 海の上 波打ち際で おいでと言うと 怖いからと 君は言う ホテルの灯りで それほど暗くはないのだけれど それでも 怖いからと 君は言う 波が足を洗い 砂が渦巻く 僕はポケットに手を突っ込み 月を見上げている ...
#625. 昇る月の記事:
2004-02-06 夕暮れの時間、満月が昇ってくる。蒼く染まる空をゆっくりと。昇ってくる月がとても大きく見えるのは、地上の僕らにとてもとても近いからだと、子供の頃、信じていた。地上の向こうから昇りはじめて、高い空へ遠ざかってゆくから小さくなるのだと、信じていた...
#485. 月夜の金木犀:
2001-10-02 中秋の名月の前後には、金木犀(キンモクセイ)が香る。折り取ってきた金木犀をワイングラスへ挿す。そして、机の上のワインクーラー…一昨日買ったススキが挿してある…の隣へ、置く。ベランダの向こうには、信じられないくらい綺麗な満月。部屋の中には、ゆ...
#396. 月夜の金木犀:
2000-10-11 松任谷由実,十四番目の月次の夜から 欠ける満月より 十四番目の月が いちばん好き 闇の底に静かに匂い立つ 金木犀(キンモクセイ)。夜空には、ああ、金木犀色の十四番目の月。時々、僕の魂は、ここには無い。
more 月: 8 ...
#1565. 秋栗を使った絶品中華料理 - 碧玉筍の炒め物+豚バラ肉と秋栗の土鍋煮込み@一楽.横浜中華街:
2015-09-25 二皿目は、秋の季節メニューから豚バラ肉と秋栗の土鍋煮込みをオーダー。栗を使った中華料理と言いうと馴染みのない人には驚かれるのだけど、とても美味しい。毎年、秋になると、この栗を使った中華料理を端から食べている。特に一楽の豚バラ肉と秋栗の土鍋煮...
#1432. 清炒高山豆苗+蠔油豆腐@獅門酒楼.横浜中華街 - 高山豆苗と舞茸のニンニク炒め、豆腐と豚肉のオイスターソース煮:
2014-10-28 一皿目は、秋の季節メニューから清炒高山豆苗(高山豆苗と舞茸のニンニク炒め)をオーダー。清炒は野菜をシンプルに油で炒める料理。味付けは基本は塩で、後はニンニク、生姜、だし汁など。シンプルなだけに、ごまかしのきかない料理だと思う。豆苗と言うと、...
#1429. 汾酒+香辣鴨舌+松蕈明蝦滑蛋@獅門酒楼.横浜中華街 - アヒルの舌スパイス炒め、松茸と大海老の茶わん蒸し:
2014-10-18 二皿目は、秋の季節メニューから松蕈明蝦滑蛋(松茸と大海老の茶わん蒸し)をオーダー。先日オーダーして非常に気に入ったのでリピート。日本の茶わん蒸しとおなじ系統の料理。といた玉子液に具材を入れて蒸し固めた感じの料理だと思う。しっかりとした中華ス...
#1425. 広東焼鴨+松蕈明蝦滑蛋@獅門酒楼.横浜中華街 - 広東風ローストダック、海老の茶わん蒸し:
2014-10-09 メインに秋の季節メニューから松蕈明蝦滑蛋(海老の茶わん蒸し)をオーダー。日本の茶碗蒸しと同じ系統の料理。滑らかな玉子としっかりとした味付け。海老の弾ける食感がゴージャスである。身体が温まる感じで、ほっこりする。中国料理の茶碗蒸し相当の料理だ...
#1424. 豆腐干絲+栗子燜牛頬@獅門酒楼.横浜中華街 - 干し豆腐の和えもの、秋野菜と牛ホホ肉の醤油煮込み:
2014-10-01 メインに秋の季節メニューから栗子燜牛頬(秋野菜と牛ホホ肉の醤油煮込み)をオーダー。メニューには栗子悶牛頬とあったけど、多分、栗子燜牛頬だよね。燜は、炒めたり揚げたりした食材にスープや調味料を加えて煮る調理法。牛頬肉は柔らかく、良く味が染みて...
more 秋: 32 ...
#1703. 春を感じるご馳走 - 春竹の子と干し椎茸の醤油煮込み + 桜海老と春野菜の土鍋ご飯 山椒風味 @一楽.横浜中華街:
2018-03-26 横浜中華街・中華街大通りの一楽にて晩飯。一品目は、春メニューから春竹の子と干し椎茸の醤油煮込み。これは・・・素食(スゥシー,精進料理)の紅焼烩双冬かな? 紅焼(ホンシャオ)ともちょっと違うような、甘い香りのする焼付け具合が肉厚の干し椎茸とよ...
#1702. 福建料理 (閩菜) の定番麺料理 - 燜麺 (海鮮煮込みそば) @華錦飯店.横浜中華街:
2018-03-25 横浜中華街・市場通りの華錦飯店(かきんはんてん)にて晩飯。こちらは隣の魚屋が経営母体の中華料理店。このため海鮮料理に強いと言われている。また、経営者の出身地が福建とのことで、一般的な中華料理を中心に、福建料理(閩菜)を少し加えたメニュー構成...
#1701. 横浜中華街で中国茶 - 龍井茶 @隆記.横浜中華街:
2018-03-25 オフィスでは、だいたい中国茶を飲んでいる。自分用の中国茶マグ・カップで、茶葉の種類を変えつつ何杯も飲んでいるが、これがコーヒーよりも精神バランスに良い感じで、リラックスして、かつ、集中できる感じ。正念場・修羅場・短時間でいいから集中がほしい...
#1700. アットホームな広東料理店 - 春巻 + 咸蛋蒸肉餅 (塩タマゴと豚肉の蒸し) @龍鳳酒家.横浜中華街:
2018-03-24 横浜中華街・中山路の龍鳳酒家(りゅうほうしゅか)にて晩飯。こちらは家庭的なお店で、広東料理(粤菜)の家庭料理(家郷菜)が得意。一品目はビールの酒肴として春巻をオーダー。中身がしっかりと詰まった春巻は、カリッとかじると熱々の中身が口の中に弾け...
#1699. 横浜・元町で米国式スタンダードな朝食を - ブレックファスト・プレート + 玉子1個追加 @バイ・ミー・スタンド.代官坂.元町.横浜:
2018-03-24 横浜・元町・代官坂のバイ・ミー・スタンド(BUY ME STAND)元町店 にて朝食。ここはユニークかつ美味しいサンドイッチを出す店。朝8時から開店していて、ゴージャスな朝食が食べられるので、朝から開店している飲食店が少ない元町近辺では貴重...