#121. 真夏の陽射の下における正しいビールの呑み方

1999-05-18

蝉が鳴くの夕暮。キンキンに冷えたグラスに、これもまたよく冷えたビールを注いで、グビリと呑む。呑み方としては、これは正しい。

しかし、真夏の陽射の下で呑む場合に必要なものは、冷えたグラスなどではなく、大きなバケツと大量の氷と缶ビールある。バケツの代りにクーラー・ボックスや木製の桶などでも可であるが、なんといってもバケツ、とりわけ昔風の金属製のバケツがベストである。

このバケツに缶ビールと大量の氷を放り込む。そして、 BGM にレゲエなんかを流しながら、ビールが充分に冷えるのを待つ。時々、氷がとけてガシャリと崩れる音がする。これもまた、暑さの中での涼味。

そして、程よく氷が融けた氷水にガシャガシャと手を突っ込み、ビールを取出す。濡れたままの缶のプルトップをプシュッと抜き、そのままグビグビと一気。ぷふぁー。

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