#410. シルバー・モーニング

2000-12-01

朝まだき
冷たい雨の降る小径を
独り歩く
濡れた落葉を踏みながら
どこまでも

両手は冷たく悴 (かじか) んでいる
それでも
僕は小さく口笛を吹きながら
銀色の朝の中を
歩いて行く

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