#283. 冷たい夜

2000-01-15

冬の夜に
私の心が悲しんでゐる
悲しんでゐる、わけもなく…・
心は錆びて、紫色をしてゐる。

-- 中原中也, 冷たい夜

何もない一日の終わり。部屋で独り居て、電話もかけない、メールも本も読まない、 CD も聴かない。昔覚えた詩を、呟いてみる。訳もなく悲しみながら。

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