#676. 鯨の背中

2005-08-12

朝、雨が降って、曇天になった。 ランチ後、大さん橋に出かける。 大さん橋は正確には横浜港大さん橋国際客船ターミナル」と言い、大型客船が接岸する桟橋。 クイーン・エリザベスII、飛鳥、クリスタル・ハーモニーなどの豪華客船が接岸するターミナルだ。 屋上送迎デッキは木製の板張りで、微妙な曲線のスロープが何とも奇抜で優雅。 このちょっと生物的な曲線を僕は密かに鯨の背中と呼んでいる。

大さん橋

曇天を通して薄く日がさしているけれど、日焼けするほどじゃあない。 屋上送迎デッキの芝生でスニーカーと靴下を脱いで裸足になる。 それからひっくりかえる。 iPod で Jazz を聞きながら、文庫本をパラパラ。

大さん橋

山下公園と違って観光客はそれほど多くない。 それに、海に突き出した桟橋だから風が通り、気持ちが良い。 文庫本にあきたら、海やベイブリッジを眺める。 空を眺める。 日頃のイライラが、少しだけ癒される気分。

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