#568. ワークアラウンド

2002-11-26

横浜を中心に展開する 有隣堂という書店をよく利用する。この書店は、ちょっと変わっている。文庫本のカバーを選べるのだ。 カバーは無地のものが 10 色用意されていて、レジではどの色をなさいます?と訊かれる。昔はばかりを選んでいたんだけど、ここ何年かは、買った文庫本を全部違う色にしてもらっている。なぜかと言うと…部屋の乱雑なせいだ。

読んでない本も、読んだ本も、机や床や畳にわちゃっ(ごちゃっ? どかっ?) というカンジに積んである。こういう状態だと、さて、あの本を読もうと思って捜しても、なかなか見つからない。カバーをかけたままなので、床一面に散らばった文庫本を、ひろっちゃあチェック…ひろっちゃあチェックし…というのを延々と繰り返すハメになる。これが全部同じいカバーだと、真っ黒な文庫本が床一面に広がっているわけで、流石にちょっとウンザリする。

ところが、ある日、簡単な解決方法を思いつき、買った 文庫本のカバーを全部違う色にしてもらった。どの本にどの色のカバーをかけたのか、意外に覚えているので、その色をヒントに本の山を捜せばいいのだ。少なくとも、 捜す本は 1/10 になる。おお、グッド・アイデア(笑)。実際には、本の山の色の偏りとかも探すヒントになるので、思ったよりも簡単に求める本を見つけられる。

こういう話を聞いて部屋を片付けろ!と言う人が大半だろう。ごもっとも。でも、おお、グッド・アイデア!と思う人が少しは居る(ハズだ)。多分、僕と一緒の重度の活字中毒者だろうけど (^^;

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