#1466. 酔翁蝦鍋+干煎帯魚+魚丸湯@華錦飯店.横浜中華街 - 活酔払い車海老の湯引き、太刀魚の塩焼き、魚団子のスープ - 魚屋経営の中華料理店で晩飯

2015-01-25

横浜中華街市場通り華錦飯店 (かきんはんてん) にて晩飯。 昨日のランチが良い印象だったので、連日の訪問。

とりあえず紹興酒をオーダーして、メニューとにらめっこ。 どれも美味しそうで、悩む悩む(笑) 隣にある魚屋が経営母体で、メニューもやはり海鮮類に力が入っている。

酔翁蝦鍋 (活酔払い車海老の湯引き) @華錦飯店.横浜中華街

酔翁蝦鍋 (活酔払い車海老の湯引き) @華錦飯店.横浜中華街

一皿目は、店頭のボードにも書いてあった酔翁蝦鍋 (活酔払い車海老の湯引き) をオーダー。 海老沖縄県産とのこと。

酔翁蝦鍋酔蝦 (ツェイシア) と同じ料理だと思う。

海老紹興酒ベースのタレに放り込む。 すると海老紹興酒を吸い込んでビシビシと跳ねることになる。 何度か跳ねるとグッタリするので、それを湯引き (沸騰した湯にくぐらせて過熱する) するとできあがりである。

食べ方としては、海老を手づかみにして、海老の頭の殻を外してミソを啜る。 ミソには紹興酒タレが染みていて、ここが一番うまい。 活海老を使うのは、ここに紹興酒タレが染みこむからだと言うことがよくわかる。 身の方はプリっとした程よい食感。

干煎帯魚 (太刀魚の塩焼き) @華錦飯店.横浜中華街

干煎帯魚 (太刀魚の塩焼き) @華錦飯店.横浜中華街

二皿目は干煎帯魚 (太刀魚の塩焼き) をオーダー。

干煎 (ガンジィアン) は調理法を指す。 (ジィアン) は、鍋などで焼く調理法で、干煎だと表面に小麦粉・片栗粉などの粉を振って鍋などで焼くを指す… はずなんだが、唐揚げみたいな料理が出てくることもあるので、そのへんがどうなっているのかイマイチよくわかっていないのだよねぇ。 何となくドライな感じになるのが干煎なのかな?

一般に干煎魚という料理があって、がいろいろな種類をになる。 今回は、帯魚(=太刀魚) となっているわけだ。

干煎帯魚は、太刀魚の身には中骨を残したまま調理しているので、歯で身をこそげるようにして食べることになるが、これが意外に良い感じ。 外側がパリっとした感じに調理されていて、こそげ取って噛みしめると身の旨さが楽しい。 これは、汾酒などの白酒が合いそうな気がするなあ。

魚丸湯 (魚団子のスープ) @華錦飯店.横浜中華街

魚丸湯 (魚団子のスープ) @華錦飯店.横浜中華街

大分、紹興酒を呑んだので、シメに魚丸湯 (魚団子のスープ) をオーダーしてみた。

魚丸は魚のすり身で作った食材。 日本だと蒲鉾・半平に近いかな? 程よい弾力のある食感が楽しい。 実は、この魚丸の中心には肉餡みたいなのが仕込まれていて、齧ると口の中で弾けて広がる仕掛け。 この肉餡が濃厚で、あっさりとした魚丸と実によく合う。 合いの手に暖かな湯 (スープ) を啜ると、これが薄味で、実に良いバランスだ。 一見、地味な料理だがとても美味しい。

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