#308. 背表紙に降積る

2000-02-21

一応、積んである本はあるのだけれど、なんだか読む気になれない。あれもこれも、なんだか気を引かない。多分、疲れているのだろう。

どれかを読み返そうと、本棚の背表紙を眺めていると、その本を読んだ時の思い出へと意識が移ろってゆく。本を読むでも無く、ぼんやりと時間が過ぎて行く。

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