#473. ワンワンくるくる

2001-08-08

ドリトル先生と言えばホームズルパン明智小五郎ダルタニアンに並ぶ、僕の少年時代の図書館におけるヒーローだった…いや、だったと言うのは正しくない。今でもヒーローだ。エディー・マーフィーのドクター・ドリトルはイタダけないけれど、映画になるくらいだ、きっと、そう思っているオジサンは僕だけではないんだろう。

ところで、インプレスの Internet Watch『動物と話ができる?携帯型の犬の感情分析グッズバウリンガル』 によれば『動物と話ができたら…と子供の頃に抱いていた夢に一歩近づくプロジェクトが始動した。株式会社タカラは 7 日、“鳴き声”を声紋分析することで犬の“気持ち”が分かる携帯型の犬の感情分析グッズバウリンガルを 2002年2月に発売すると発表した。希望小売価格は 1 万 2,800 円。バウリンガルは、“人間と動物の双方向コミュニケーション”の実現を目指していくドリトルプロジェクトの第一弾として発売されるものだ。』とのこと。

記事を読んで、しばらくじんわりとしてしまった。嬉しくて、なんだか泣ける (T^T)。一人暮しで犬を飼っているわけじゃないけど、なに、近所の知り合いのワンコにプレゼントしてあげるさ。飼い主さんたちともオトモダチだしね。あ~、貯金しておかねば。

そう言えば、件のドリトル先生の中でのことだけど、ドリトル先生は動物たちとの会話で、ちょっと困ってしまうんだっけ。動物たちの言葉では、尻尾が重要な意味があって、尻尾が使えないと、十分にコミュニケーションがとれない。で、ドリトル先生はどうするかと言うと…燕尾服 (ドリトル先生は英国紳士) の裾を尻尾のかわりに使う。裾を後手でぱたぱたひらひら動かして、シッポのかわりにするんだ。動物たちは面食らうんだけど、意図はすぐ伝わって、コミュニケーションには不自由しなくなるんだけどね。

もちろんバウリンガル聞くだけのグッズだけど、研究が進んで話せるグッズが出てきたときに、ひょっとしてシッポがついてきたりすることは…ないのかな (いや、あるといいなぁ)。ワンコと向かい合って、ワンワン (くるくるくる←シッポを振る) とか。

関連記事

新着記事