#355. アッセンブリング・ハッピー II

2000-06-08

「#349. アッセンブリング・ハッピー」 を読んだ方からヤクルトスワローズ の古田選手が使っている眼鏡ですねとコメントをいただきました。残念! ちょっと違います。古田選手がかけているのは Eyemetrics (アイメトリクス) で、僕のは Eyephorics (アイフォリクス) です。ちょこっと (笑) 違うでしょ? Eyephorics の方は、イタリアで Eye-Confort 、イギリスとフランスでは Maxi Light とよばれています。有名な眼鏡デザイナー Wilhelm Anger (ウィルヘルム・アンガー) 氏が開発・デザインしたもので、兄弟ブランドと言えます。 アイメトリクスが、専用のコンピュータ測定器で顔の 87 ヶ所を測定して作成するオーダーメイド・アイウェアであるのに対して、アイフォリクスの方は、ユーザーがパーツをセレクトしてアッセンブルするシステムです。

アンガー氏が 1988 年に開発したのが、このオーダーメイド・システムに基づくアイメトリクスで、その 10 年後の 1998 年に アイメトリクス・システムで獲得された経験に基づいて作成されたのがアイフォリクスです。歴史的にみても、アイフォリクスの方が、新しくてより洗練されているように思われます。

どれくらいアイフォリクスがスバラシイかについては、英語の論文の B. Mitterauer "Statistical comparison of the wearing comfort of classical glasses and Eyephorics glasses" クラシカルな眼鏡と Eyephorics 眼鏡の装着感の統計的比較 を参照してもらうと、理解していただけると思います。

さて、眼鏡をかけているあなた。眼鏡屋さんへゴー!

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