#306. ナウ・アンド・エヴァー

2000-02-17

PC の前に座り、唇の端にタバコをくわえて、終日キーボードを叩き、タバコが終わりかければ、箱から振り出した次の一本にチェーンスモーク…なんていう生活を止めてから、もう十三年が経過する。以来、一本のタバコも吸っていない。

ああいう仕事のスタイルも、事務所にパネルで隔離された喫煙室 (通称ガス室) が設置されている状況を考えれば、それは、もう、遥かな昔の話だ。

今日のミーティングは、どういうわけだかスモーカーの参加者が多く、しかも、予想より時間がかかってしまった。本当はルール違反なのだが、みんながスパスパ。帰宅して、風呂からあがり、脱ぎ散らかした服をハンガーに掛けようとしたところ…あまりのニコチン臭にクラリときた。いやはや。

多分、このままタバコを吸わずに一生を終えるような気もするのだが、どうだろうか? ひょっとしたら、死に際に一本だけ吸うかもしれないという予感もあるのだが。

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