#434. エコ・ライフ

2001-03-16

自宅アパートのポストに家主さんからペットボトルの回収方法が変わっていますという案内が入っていた。全然気がつかなかったのだけど、いつの間にか横浜市もペットボトルを分別回収するようになっていたらしい。『ペットボトルはふたをはずし、中を洗い、つぶして捨ててください』だって。ふーん…60 点。

正しくは『1.ふたを外す。2. ふたを止めていたリングを切り離す。3. ペットボトルの周りの商品名が印刷してあるフィルも外す。4.中を洗う。5.つぶして捨てる』だ。要するに、リサイクルするのはペットボトルのみで、それに付随するパーツは通常のごみとして捨てるようにするのがポイント。

ところがふた・ふたのリング・商品フィルムを簡単に外せるようになっているペットボトル商品はとても少ない。外国製のミネラルウオーターは、このあたりがよくできていて、エビアンなんかは 100 点満点の出来だ。ふたを外すと、リングが一緒に外れるようになっているし、商品名フィルムは紙製で、接着してあるので、簡単に外れるようになっている。ボトル自体は薄くできてる上、上部からねじるようにしてつぶすと、軽い力で簡単につぶれるようなデザインになっている。

一方、日本製のペットボトルは、ほとんどが不合格。リングが外れるようになっているものには出会ったことはない。商品フィルムは、外しやすいようにフィルムにミシン目がはいっているものもあるけど、それにしたった、多くは無い。ボトルの厚みやデザインは、つぶすことは全然考慮されていない。こうしたデザインを見れば、メーカーのユーザーやエコロジーに対する姿勢は、一目瞭然。全く…ちゃんとしましょうよ、メーカーの方。

ところで、ペットボトルの飲み物は、会社でよく飲むので、捨てるときに困らないように、僕のキーホールダーには、ビクトリノックスのナイフクラシック (スモールブレード/ピンセット/ツースピック/はさみ/つめやすり/つめそうじ) を付けてある。ナイフの刃でフィルムを外し、はさみでふたのリングを切り離している。こういったものが無いと、ちゃんとペットボトルを捨てることができないのだ。やれやれ。

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