#362. 和音がポイント II

2000-06-29

以前、女子高生の一群が DA PUMP の歌を熱唱しながら歩いているのにすれ違い、驚かされたことがあるが、近い将来、これがパワーアップするのはまず間違いないだろう。

プレスリリースの 沖電気・カシオ 携帯電話・PHS 向けの超小型音源 LSI を共同開発 -- ピアノの音をリアルに再生する PCM 音源方式を採用 -- によれば、 100 音色を内蔵し、 5 音色 12 和音を同時発音できる帯電話/PHS 音源 LSI がリリースされるとのこと。しかも、 2001 年度には第 2 世代の GM (General MIDI = 現在流通しているほとんどの電子楽器・カラオケ用演奏データが採用している MIDI 規格)音源 128 音色 24 和音の LSI をリリースする計画らしい。

もはやこれは着メロではない。持ち歩けるカラオケ・マシンである。ネットからダウンロードした MIDI データを使い、ケータイのカラオケ機能を使ってその場で唄う…というような情景が目に浮かぶ。1999年9月に 和音がポイント を書いてから一年も経過していないのだが、なんとも長足の進歩だ。

一方、ボクはと言えば…正直な話、カラオケなんかよりかっこいい映画のオーケストラ音楽を着メロにしたいという気分 (^^; STAR WARS の Throne Room The End Titles とか。最近だと Mission Impossible のメインテーマなんか。

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