#78. クイックシルヴァー

1999-01-16

夜明近く、ジョギングをしていると、車道の中央をスケートボードに乗って、追越して行く青年に出会う。まだ薄明るい7時前、多少の車は通る。その車道を、彼はリラックスした様子で、ゆっくりと走る。タン、タン、タンと、減速しかけるボードから左足を蹴り出す。

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