#507. ジャンク・フード・ウォーズ

2002-01-23

寒風に吹かれて帰宅する途中、急にラーメンが食べたくなった。どこで食べようかなと頭の中でラーメン屋を思い浮かべていて、気がついた。なんだか近所にラーメン屋が随分ある。

気になって、歩いていける範囲のラーメン屋と中華料理屋を指折り数えてみたところ、驚いたことに十数軒あることがわかった…なんだか多すぎない? 駅前に商店街があるにしても、繁華街があるわけじゃない。それに十数軒あるうちの数軒は、ここ数年間でオープンした店だ。うーん、ラーメン・ブームのせいだろうか。考えてみるとナカナカ恐ろしい。しかし、本当に恐ろしいことは、その十数軒ある店のどれもが (まずくはないにしても) 特においしいってわけじゃないって感じることだろう。僕らの舌は、ラーメンに対して確実に肥えて (あるいは麻痺して) きている。

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