#41. 世界のランチ

1998-10-19

ガイド・ブックやクチコミで有名な料理屋に予約して行く。と、味は大したことはないし、雰囲気は悪いし、サービス も冷たいってことは…良くある。支払いの際に、げんなりしてしまう。

いいかげんに学習したもので、本格的に行く前に、ランチを食べてチェックするようにしている。ディナーに比べると、それほど懐が痛まずにすむ。

経験から言うと、ランチがうまいところは大体ディナーを食ってもうまい。ランチの場合、価格を安く押さえるため高価な食材は使えない。勢い、料理人の腕がわかる。

ランチがまずい場合は、料理人にやる気がないか、そもそも、そんな腕がないかのどちらかだ。どっちにしても、高い金を払って、ディナーを食う意味はない。

おまけに、店の雰囲気や、テーブル配置を事前にチェックできることも有利だ。ランチ時の忙しいときにこそ、接客の善し悪しが出てくる。それにテーブル配置がわかれば、電話で予約する際に、良い位置のテーブルを希望することもできる。

ランチでチェックして、気に入ったらディナーへ。鉄則である。

ただ、問題があるとすれば、店によっては、ランチを食べている客のほとんどが、ご近所のマダムってことが、たまにあるってことだろう。落ち着かないんだよなぁ、こういう状況って(笑)。

新着記事