My heart is not digital. ワガココロ、デジタルニアラズ。横浜発コラム系デジタル・エンターテイメント/ SINCE 1998-09-10
このページには最新10作品が掲載されています。続きは 「#1693. 横浜・元町で朝食を - 雲南アラビカ + モーニング・セット @ポティエ・コーヒー 石川町元町口店.元町.横浜」 です
2018-03-26
一品目は、春メニューから「春竹の子と干し椎茸の醤油煮込み」。 これは・・・素食 (スゥシー, 精進料理) の「紅焼烩双冬」かな?
紅焼 (ホンシャオ) ともちょっと違うような、甘い香りのする焼付け具合が肉厚の干し椎茸とよく合う。 これを生椎茸を筍とあわせなかった理由はこれかぁ、なるほど。 干し椎茸の旨味をまとわせた春筍が実にゴージャス。 干し椎茸と春筍のしっかりとした食感が、実にご馳走となり、酒が進む。 旨味のエキスと食感で楽しむという料理だなあ。
二品目も、春メニューから「桜海老と春野菜の土鍋ご飯 山椒風味」。 「桜海老と春野菜の土鍋ご飯 山椒風味」は煲仔飯 (ボウチャイファン)。 あえて名付けるなら「春笋煲仔飯」かな。
桜海老の桜色、菜花の緑、春筍の薄い黄色、白米の白。 淡い色合いは、薄絹を重ね合わせような微かな色合いを思わせ、実に可憐。 ふんわりと春を感じさせる。
煲仔飯はいろいろ食べてきたけど、この料理はとても美味しい。 あっさりした味わいに、花椒 (ホワジャオ, 中国山椒) のほのかなアクセントが素晴らしい。
2018-03-25
横浜中華街・市場通りの「華錦飯店」 (かきんはんてん) にて晩飯。
こちらは隣の魚屋が経営母体の中華料理店。 このため海鮮料理に強いと言われている。 また、経営者の出身地が福建とのことで、一般的な中華料理を中心に、福建料理 (閩菜) を少し加えたメニュー構成になっている。
今回のオーダーは「燜麺」 (もんめん, メンミェン, 海鮮煮込みそば)。
これは福建料理の麺料理。 海鮮を煮込んだスープで、麺を煮込んだもの。 中華料理らしく太麺はクタクタになる煮込み具合で、独特の風味がある調味。 海鮮の旨味が強烈で、ちょっとクセになる味わいである。 「燜麺」は長崎ちゃんぽんの源流という俗説もあり、調理法はよく似ている。
2018-03-25
オフィスでは、だいたい中国茶を飲んでいる。 自分用の中国茶マグ・カップで、茶葉の種類を変えつつ何杯も飲んでいるが、これがコーヒーよりも精神バランスに良い感じで、リラックスして、かつ、集中できる感じ。 正念場・修羅場・短時間でいいから集中がほしい、などの場合にはコーヒーに頼るけど、日常業務でリラックスしつつ集中を切らしたくないときには、やっぱり中国茶かなあ。 いろいろあるけどお茶 (中国茶も日本茶も) は偉大だと思う。
そのオフィスの中国茶がきれかけているので横浜中華街・関帝廟通りの「隆記」 (りゅうき) に中国茶を購入に出かける。
「隆記」は食料品店。 中国茶の品揃えが良くて、日常的に飲む中国茶は、ここで買うことが多い。
道路側の並べられた食料品は、観光客向けのものが多いのだけど、店の中には中国茶の瓶がずらりと並んで良い品揃。
瓶以外に数十グラム小分けした袋詰の中国茶も用意されているけど、少し割高に価格設定してある。 なので、瓶のお茶を 100g 単位で計って買った方が、すこしだけお得。
横浜中華街だと悟空茶荘で買うことも多いのだけど、あちらは小分け袋での販売が主なので、日常的に飲む中国茶をたくさん買うときには「隆記」で買うことが多い。
今回は「龍井茶」 (ろんじんちゃ) を 100g 購入。
「龍井茶」は、中国・杭州の緑茶。 日本茶も緑茶だが、こちらは製法がことなるため、お茶を淹れると薄い黄色味がかったお茶となる。 また、日本茶に比べて渋みは少なく爽やかな甘味を感じる飲みやすいお茶という印象がある。
2018-03-24
横浜中華街・中山路の「龍鳳酒家」 (りゅうほうしゅか) にて晩飯。 こちらは家庭的なお店で、広東料理 (粤菜) の家庭料理 (家郷菜) が得意。
一品目はビールの酒肴として春巻をオーダー。
中身がしっかりと詰まった春巻は、カリッとかじると熱々の中身が口の中に弾けるよう。 注意していないと火傷しそうになる。
二品目は、「咸蛋蒸肉餅」(塩タマゴと豚肉の蒸し) をオーダー。
店のメニューには「咸蛋蒸肉」とあり、この上に溶き玉子、その後に蒸すので茶碗蒸し風なのだが、店に無理をきいてもらって玉子液抜きのレシピで作ってもらった。 豚挽肉の上乗っているのは「咸蛋」 (シエンタン) で、これは玉子を塩水にひと月ほどつけて味を染み込ませたもの。 これを箸先でちょこっと崩して、蒸し上がった豚挽肉に混ぜ込みながら食べる。 玉子の黄身に塩味が効いていて、豚肉の旨味と脂身との相性が実によろしい。 合いの手に紹興酒をぐいっと飲むと至福である。
もちろん旨味エキスが染み出した蒸し汁も余さずいただく。 これを堪能したくて玉子液抜きをお願いしたんだ。
横浜中華街 龍鳳酒家 | Facebook:
https://www.facebook.com/pages/横浜中華街-龍鳳酒家/214803671917211
2018-03-24
横浜・元町・代官坂の「バイ・ミー・スタンド」 (BUY ME STAND) 元町店 にて朝食。
ここはユニークかつ美味しいサンドイッチを出す店。 朝8時から開店していて、ゴージャスな朝食が食べられるので、朝から開店している飲食店が少ない元町近辺では貴重なお店。 横浜中華街の自宅から徒歩10分ほどなので、休日の朝に利用することが多い店である。
ランチまでは「ブレックファスト・メニュー」となり、サンドイッチは出さないのだけど、この「ブレックファスト・メニュー」にも珍しい料理があり、いつもちょっと悩む。 今回はスタンダードに「ブレックファスト・プレート」に玉子を1個追加してオーダしてみた。
コーヒーはセルフサービス方式でお変わり自由なので、出来上がるまでコーヒーを飲んでると、カウンター向こうの鉄板の上で、トースト、玉子、ベーコンが焼かれているのが見える。 鉄板の上で焼かれるジュウジュウという良い音が空腹と期待感が盛り上がる。
サーブされるのは、玉子のサニーサイドアップ3個 (通常は2個)、ベーコン2枚、トースト2枚、コールスローと豊かな朝食。 トーストの焼き具合とバターの染み具合も僕好みで、実においしい。
2018-03-20
横浜中華街・広東路の「東北人家」新館 (とうほくじんかしんかん) にて晩飯。
「東北人家」は、中華人民共和国の東北地方の郷土料理東北料理 (東北菜) を出す店。 まだ日本では馴染みのない東北料理のちょっとディープな雰囲気が楽しめる。
最初の一杯は、ホッピー・セット。 ここは、横浜中華街では珍しくホッピーが置いてある。 最近、東北料理 (東北菜) には黒ホッピーが合うことに気づいて、よく注文している。
一皿目は、黒ホッピー・セットに合わせる料理として「孜然羊肉」 (羊肉のクミン炒め) をオーダー。 羊肉とクミンは相性の良い組み合わせで、羊肉のクセが苦手な人でも、これならOKだと思う。
二皿目は、「地三鮮」 (ジャガイモ・ナス・ピーマンの東北大地炒め, ディーサンシエン) をオーダー。 これは東北料理 (東北菜) らしい一品。 これを食べるたびにいつも思うんだが、ジャガイモ、茄子、ピーマンという当たり前の材料が、なんでこんなに美味しいんだろう。 ホクホクしたジャガイモ、トロリとした茄子、パリッとしたピーマン、濃厚でねとりとしたソースが絡みつき、実に豊かな味わい。 合いの手に白酒 (パイチュウ) をちびちびやると、実に幸せな気分になる。
2018-03-18
「海鮮麺」をオーダー。
相変わらず素晴らしくおいしい。 日式 (日本式) の魔改造ラーメンに慣れていると物足りないと感じる人もいるかもしれないけれど、ニュートラルで淡麗な味わいで、うま味が過剰に至らないギリギリのラインをキープしている。 多分、これが正統的な広東料理の味付けなんだと思う。
麺の上の海老、帆立、イカの海鮮の炒めものの炒め具合も絶妙で、 炒めておいしいギリギリのラインでの加熱。 ほのかに半生であることが実に心地よい食感と旨味に引き出している。 また、炒めたブロッコリーの食感のアクセントがとても楽しい。 食べていて、実に口福を感じる。
広東名菜 隆蓮 公式ホームページTOP:
http://www.ryu-ren.com/
2018-03-18
オフイスで飲んでる中国茶の茶葉がきれかけているので、横浜中華街・中山路の「悟空茶荘」(ごくうちゃそう) にて、中国茶を購入。
今回購入したのは「正山小種」 (ラプサンスーチョン) と「蜜蘭香単叢」 (みつらんこうたんそう)。
「正山小種」 (ラプサンスーチョン) は 60g で 700円程度の価格なので、ちょっと怪しげ。 グレードが低いか、外山小種 (タリースーチョン) なのかも。 これは、クセの強いフレーバー・ティー。 茶葉自体は、良く言えば松精油のスモーキー・フレーバー。 悪く言えば「正露丸」。 お茶を淹れるとスモーキーな風味は落ち着き、茶葉の味わいとのバランスが良い感じ。
2018-03-15
大岡川の桜の具合をチェックして、横浜・福富町の「丿貫」 (へちかん) 福富町本店 にてランチ。
開店時間を狙っての訪問だけど、ちょっと出遅れて列待ちになってしまった。 「丿貫」は、最近は有名店となってしまって行列必至なのが、ちょっとつらいなあ。
最近は「丿貫」では木曜日はニラ曜日とのことで「牛脂ニラそば」をオーダー。
ぴしっとコシのある麺を、韮のフレーバーが利いたねっとりとしたペースト状のツユをたっぷりと絡めて、ズズズっとすすれば、至福の気分。 相変わらず素晴らしく美味い。
さらに「浅利の潮和え玉」もオーダー。
「丿貫」の「和え玉」というカテゴリーの麺には、訪れる度に新しい発見があって、目が話せない。 今回の「浅利の潮和え玉」も泣ける美味いなあ。 この「浅利の潮和え玉」をラーメンという料理でクオートしてしまうのは、何というか・・・残念な気がする。 中華料理の麺料理は、普通の人より食べてきた自負はあるけど、この「浅利の潮和え玉」は、拌麺・撈麺・ローメン・ダールーメンなどの中華麺の基本レトリックを軽々と越えた新しさがある。 調理スタイルとしては撈麺インスパイアの日本式和え麺だけど、ソース重視のレシピは、丁度、上等なパスタ料理の雰囲気もある。 精緻に茹でられた麺とソースの濃厚な味わいはとても良いバランスで、「上品」な味わいに完成している。 これはとても新しいと感じる。
2018-03-10
横浜中華街・上海路の「翠鳳本店」 (すいほうほんてん) にて晩飯。
ビールでスタートだったので、ガッツリと「碎炸鶏」 (鶏肉の唐揚げ) をオーダー。
「碎」は「砕」で、日本語だと「くだく」だけど、中華料理の調理法では「細かくしたもの」ぐらい意味。 ビールにはやっぱりコレだなあ。
しっかりと下味がついているので、そのままでも美味しいけど、添えられた塩をつけて食べるとさらに美味しさがアップする。 塩はちょっとスパイスが入っている感じ。 花椒塩とも違う感じなので、五香粉かな?
これは瓶の紹興酒の上澄み・中澄み・下澄みの3種類を飲み比べるセット。 このセットを考えついた人に会って握手したい。 酒飲みの気持ちをよくわかっているセットだと思う。 紹興酒の飲み比べセットを出す店は、実は中華街で数店舗あるが、どれも年数の違いなどを比べるもので、同じ瓶の上澄み・中澄み・下澄みというのは新しい。 酒を十全に楽しみたいという、酒飲みの気持ちに応えるセットとなっていて、思わず頬が緩む。 もちろん、想像通りだと思うが、上澄み・中澄み・下澄みでは味わいの違いは微かなもの。 でも、それを捉えようとすると味の記憶と、受容器官である舌が、響き合うような気分になる。 これは酒飲みの悦楽というものだ。
二皿目は「醋柳魚片」 (魚肉の甘酢炒め) をオーダー。 これは「糖醋魚片」系統の料理。
「醋柳魚片」は、魚 (魚片) を細切り (柳) にして 酢 (醋) で味付けした料理、ぐらいの意味。 醋は一般に甘酢炒めになる。 「翠鳳本店」の甘酢炒めは甘さが控えめで、僕の好みの味わい。
横浜中華街 中国料理 翠鳳本店:
http://www.suiho.cc/
このページには最新10作品が掲載されています。続きは 「#1693. 横浜・元町で朝食を - 雲南アラビカ + モーニング・セット @ポティエ・コーヒー 石川町元町口店.元町.横浜」 です
#1703. 春を感じるご馳走 - 春竹の子と干し椎茸の醤油煮込み + 桜海老と春野菜の土鍋ご飯 山椒風味 @一楽.横浜中華街:
2018-03-26 横浜中華街・中華街大通りの一楽にて晩飯。一品目は、春メニューから春竹の子と干し椎茸の醤油煮込み。これは・・・素食(スゥシー,精進料理)の紅焼烩双冬かな? 紅焼(ホンシャオ)ともちょっと違うような、甘い香りのする焼付け具合が肉厚の干し椎茸とよ...
#1702. 福建料理 (閩菜) の定番麺料理 - 燜麺 (海鮮煮込みそば) @華錦飯店.横浜中華街:
2018-03-25 横浜中華街・市場通りの華錦飯店(かきんはんてん)にて晩飯。こちらは隣の魚屋が経営母体の中華料理店。このため海鮮料理に強いと言われている。また、経営者の出身地が福建とのことで、一般的な中華料理を中心に、福建料理(閩菜)を少し加えたメニュー構成...
#1701. 横浜中華街で中国茶 - 龍井茶 @隆記.横浜中華街:
2018-03-25 そのオフィスの中国茶がきれかけているので横浜中華街・関帝廟通りの隆記(りゅうき)に中国茶を購入に出かける。隆記は食料品店。中国茶の品揃えが良くて、日常的に飲む中国茶は、ここで買うことが多い。道路側の並べられた食料品は、観光客向けのものが多い...
#1700. アットホームな広東料理店 - 春巻 + 咸蛋蒸肉餅 (塩タマゴと豚肉の蒸し) @龍鳳酒家.横浜中華街:
2018-03-24 横浜中華街・中山路の龍鳳酒家(りゅうほうしゅか)にて晩飯。こちらは家庭的なお店で、広東料理(粤菜)の家庭料理(家郷菜)が得意。一品目はビールの酒肴として春巻をオーダー。中身がしっかりと詰まった春巻は、カリッとかじると熱々の中身が口の中に弾け...
#1698. 横浜中華街でも珍しい中国・東北地方の郷土料理 - ホッピー・セット + 孜然羊肉 (羊肉のクミン炒め) + 地三鮮 (ジャガ芋・ナス・ピーマンの東北大地炒め) @東北人家新館.横浜中華:
2018-03-20 横浜中華街・広東路の東北人家新館(とうほくじんかしんかん)にて晩飯。東北人家は、中華人民共和国の東北地方の郷土料理東北料理(東北菜)を出す店。まだ日本では馴染みのない東北料理のちょっとディープな雰囲気が楽しめる。最初の一杯は、ホッピー・セッ...
more 横浜中華街: 660 ...
#1703. 春を感じるご馳走 - 春竹の子と干し椎茸の醤油煮込み + 桜海老と春野菜の土鍋ご飯 山椒風味 @一楽.横浜中華街:
2018-03-26 横浜中華街・中華街大通りの一楽にて晩飯。一品目は、春メニューから春竹の子と干し椎茸の醤油煮込み。これは・・・素食(スゥシー,精進料理)の紅焼烩双冬かな? 紅焼(ホンシャオ)ともちょっと違うような、甘い香りのする焼付け具合が肉厚の干し椎茸とよ...
#1702. 福建料理 (閩菜) の定番麺料理 - 燜麺 (海鮮煮込みそば) @華錦飯店.横浜中華街:
2018-03-25 横浜中華街・市場通りの華錦飯店(かきんはんてん)にて晩飯。こちらは隣の魚屋が経営母体の中華料理店。このため海鮮料理に強いと言われている。また、経営者の出身地が福建とのことで、一般的な中華料理を中心に、福建料理(閩菜)を少し加えたメニュー構成...
#1701. 横浜中華街で中国茶 - 龍井茶 @隆記.横浜中華街:
2018-03-25 オフィスでは、だいたい中国茶を飲んでいる。自分用の中国茶マグ・カップで、茶葉の種類を変えつつ何杯も飲んでいるが、これがコーヒーよりも精神バランスに良い感じで、リラックスして、かつ、集中できる感じ。正念場・修羅場・短時間でいいから集中がほしい...
#1700. アットホームな広東料理店 - 春巻 + 咸蛋蒸肉餅 (塩タマゴと豚肉の蒸し) @龍鳳酒家.横浜中華街:
2018-03-24 横浜中華街・中山路の龍鳳酒家(りゅうほうしゅか)にて晩飯。こちらは家庭的なお店で、広東料理(粤菜)の家庭料理(家郷菜)が得意。一品目はビールの酒肴として春巻をオーダー。中身がしっかりと詰まった春巻は、カリッとかじると熱々の中身が口の中に弾け...
#1699. 横浜・元町で米国式スタンダードな朝食を - ブレックファスト・プレート + 玉子1個追加 @バイ・ミー・スタンド.代官坂.元町.横浜:
2018-03-24 横浜・元町・代官坂のバイ・ミー・スタンド(BUY ME STAND)元町店 にて朝食。ここはユニークかつ美味しいサンドイッチを出す店。朝8時から開店していて、ゴージャスな朝食が食べられるので、朝から開店している飲食店が少ない元町近辺では貴重...