#1160. タコとサーモンのカルパッチョ+よだれ鶏@一楽.横浜中華街

2013-07-05

横浜中華街中華街大通り一楽 (いちらく) にて晩飯。

先日食べたタコとサーモンのカルパッチョの美味しさが忘れられず、再訪。

店長から季節メニューは1ヶ月半で入れ替えると聞いていたので、メニュー (前半) もぼちぼち入れ替えの時期。 もう少し、早めに訪問の予定が、色々あって遅くなってしまった。

タコとサーモンのカルパッチョ @一楽.横浜中華街

タコとサーモンのカルパッチョ @一楽.横浜中華街

と言うわけで、タコとサーモンのカルパッチョをオーダー。 見た目はカルパッチョだけど、これは意外な麻辣味辣油のソースに上に、花椒 (ホワジャオ, 中国山椒) と、緑の彩りのは香菜 (シャンツァイ)。 見た目と違い、中華料理テイスト。 美味しいなあ。

タコとサーモンのカルパッチョは、少し辛い料理なので、二品目をどうするか悩むところ。 辛いものを食べると、どうも次の料理の味がよくわからなくなるので、いつもは最後の方にオーダーするのだけど、今回はしょっぱなに頼んでしまったので。

よだれ鶏 @一楽.横浜中華街

よだれ鶏 @一楽.横浜中華街

結局、二品目も辛い料理。 よだれ鶏をオーダー。 写真は崩して混ぜたところで、もっときれいに盛り付けられている。

よだれ鶏口水鶏と言う四川料理。 口水=よだれ。 ポピュラーな四川料理だ。 茹でた鶏を冷やし、醤油辣油花椒などの調味料で味付けする。 四川料理なので、もちろん辛い。

口水鶏とは妙な名前だけど、これは、20世紀の文学者・歴史学者・政治家である郭沫若(かくまつじゃく) 氏が、著書賟波曲で、以下のように書いたことによる。

少年時代在故郷四川吃的白砍鶏, 白生生的肉塊, 紅殷殷的油辣子海椒, 現在想来還口水長流

-- 郭沫若, 賟波曲

故郷の四川省で少年時代に食べた白砍鶏を思い出す。 白くて柔らかな肉と、強烈な紅い油辣子 (辣油) や 海椒 (花椒, 中国山椒) の味付けは、今思い出してもよだれが出る

-- (はなはだアヤシイ) 意訳: めりた・グッドボーイ, 賟波曲

白生生的肉塊紅殷殷的油辣子海椒の対句が美しく口水鶏を描写している。

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