#902. 鳳城魚滑+春椰菜回鍋肉@獅門酒楼.横浜中華街 - 中華風カルパッチョというかお刺身に近い。真鯛の刺身と春筍のカルパッチョ、春キャベツと豚トロの回鍋肉。

2012-04-13

横浜中華街・中山路の「獅門酒楼」 (しもんしゅろう) にて晩飯。

春の季節メニューからオーダー。

鳳城魚滑 (真鯛の刺身と春筍のカルパッチョ) @獅門酒楼.横浜中華街

鳳城魚滑 (真鯛の刺身と春筍のカルパッチョ) @獅門酒楼.横浜中華街

「鳳城魚滑」 (真鯛の刺身と春筍のカルパッチョ)。

「鳳城」は中国広東省仏山市順徳区を指す。昔から高名な料理人を輩出する土地柄である。有名な「食在広州」という言葉の後には「厨出鳳城」と続き、「食は広州にあり、料理人は鳳城 (順徳) から出る」という意味になる。

広東料理はいくつかの地方料理を総称するもので、順徳料理はその一部となる。その順徳料理に「魚生」という料理がある。薄切りにした淡水魚や海水魚に、ネギ、落花生、ニンニク、唐辛子、ゴマなどの薬味をのせ、油、醤油、酢などで和えて食べる料理。

横浜中華街では白身魚の鯛などを使った「魚生」を「中華風刺身」とか「中華風カルパッチョ」という名前で出している。「鳳城魚滑」も、そんな料理だと思う。

料理に「魚滑」の「滑」とあるのは油、醤油、酢と和える滑らかな感じのせいかな。コクのあるタレは、少しピーナツの風味が効いていて美味い。

春椰菜回鍋肉 (春キャベツと豚トロの回鍋肉) @獅門酒楼.横浜中華街

春椰菜回鍋肉 (春キャベツと豚トロの回鍋肉) @獅門酒楼.横浜中華街

「春椰菜回鍋肉」 (春キャベツと豚トロの回鍋肉) は、柔らかな春キャベツと、これもまた柔らかい豚トロ。抑えめな味付けで、これが酒肴にとして嬉しい。

獅門酒楼

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獅門酒楼

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