#693. 眠る桜

2006-01-23

昨日の雪が、の根元にまだ残っている。見上げると、寒風に震える、まだ固い蕾。

の花芽は前年の夏にはできあがっているという。しかし、葉で作られた休眠物質が花芽に貯め込まれ、これにより休眠状態になっているのだとか。

秋冬の低温にさらされることで、休眠物質は徐々に減少する。そして、休眠物質が無くなると、花芽は眠りから覚めて花ひらきはじめる。寒さが厳しいほど、その後のの暖かさで、一斉に開花が進むのだ。

だから、まだ固いと見える蕾も、眠っているだけなのだ。を夢見ながら。花開くときを待ちながら。

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