#471. 夏空の下を歩いて

2001-07-31

蝉の声を数えながら公園を通り過ぎ、開き始めた朝顔の眺めて路地を過ぎ、ビニール・バッグ (たぶん水着が入っている) を持った子供たちとすれ違い、満開の夾竹桃の下を過ぎ、学生のいない (混んでいない) 通勤列車に乗り、激しい照り返しの交差点を過ぎ、僕は、会社へと歩いてゆく。空はとても青く、の空の色をしている。

関連記事

新着記事