#401. ニュー・カマー

2000-11-14

ソニーが2000 東京国際自転車展に電動アシスト自転車の試作車エンターテインメント・ビークル を出展したとのこと。MTB 風のなかなかのデザイン。ウリは継ぎ足し充電ができるリチウムイオン電池と、前輪部に内蔵されたダイレクト・ドライブ方式のモーターである。ダイレクト・ドライブ方式は、電動自動車用には研究が進められているものだが、これを電動アシスト自転車に使用するとは、ちょっと驚きだったりする。

電動自動車の場合、四輪部分を個々にモーターで駆動することで、現在の自動車の主要構造 (エンジン、シャフト、ギアなど) のほとんどをとっぱらうことができる。極端な話、シャーシ部分にはバッテリーと制御用機器しか必要無い、非常にシンプルな構造の電気自動車ができあがる…これはブレーク・スルーである。つまり電気自動車は、決して現在の自動車のノウハウの延長線上にあるのではないのだ。

この辺をアタマに入れ、ソニーのエンターテインメント・ビークルを見ると、ソニーの電動自動車開発への参入もありえるかな、という気がしてくる。未来の自動車マーケットを制するのは、老舗の自動車メーカーではなく、ソニーようなエレクトロニクス・メーカーなのかもしれない。

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