CG 製作に関するちょっとした解説

2003-08-19

CG の製作には色々と方法がありますが、僕の大部分の作品は、 写真を Adobe Photoshop で加工するって方法をとっています。

CG の製作には色々と方法がありますが、僕の大部分の作品は、 写真を Adobe Photoshop で加工するって方法をとっています。 ですから方法としては 写真の加工とか コラージュって方法になるかな。手書きのイラストみたいに見える CG もありますが、すべてオリジナルの写真があります。素材の写真を集めて切り張りをして、それから、エフェクトをかけて、タブレットで色や線を足したり、ってなこともやってます。必要に応じて Adobe Illustartor でパーツを作って、 Photoshop に取り込んだりとかもします。

製作には Photoshop の レイヤーを重ねて作りこんでゆきます。最近の作品ではレイヤーを数枚から10枚以上重ねてできあがりになりますので、製作のアプローチとしては油絵に近いところがあるかも。時間をかけてるうちに、どうやってこの CG って作ったんだっけ? というような状況になっちゃいます。まあ、もう一回同じ CG を作るのは難しいってことです (^^; もうちょっと、腕のあるひとだったらそんなことはないんでしょうけど。

 製作過程:

なんか、説明を書いていると、ものすごく簡単なような (^^; でも、結構、試行錯誤で大変なんですよ。

「#01. アーマード・ガール」だけは LightWave 3D を使っての 3D モデリングです。多分、これが一番時間がかかってます。

ポチポチっと 3次元のポイントを打ってポリゴンを作成。ここまでは、ワイヤーフレームです。その後、女の子の肌とか唇とか眉毛とかを Photoshop で テクスチャを描いて、ポリゴンに張りつけます。3D のモデリングも大変だけど、このテクスチャの製作が大変なんですよね…メークとかわかんないと無理みたいなので、女友達に メークの基礎をレクチャーしてもらい、後は、女性雑誌のメーク特集とかを参考にしました。 女性雑誌を買うときの恥ずかしさって言ったら…むか?し、はじめてエロ雑誌を買ったときより恥ずかしかったなあ (笑)。

テクスチャを貼り付けた後は、レンダリングするんだけど、ここでは、3次元のモデルに対して、カメラやライトの位置を決める必要があるわけです。要するに実際の人間のモデルに対して、カメラとライトを配して 写真を撮るのと同じ。で、お世話になったのは、 写真の入門書です。昔、カメラをいじったことはあるんだけど、もうだいぶ昔で、すっかり忘れているし(苦笑)。

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